上位生の子たちとなかなかそこまで到達できない、または安定しない子との違いがあるのではないか、とよく思っていました。
いつも探っている状態ですが、最近思っているのは
上位生は驚異的に語句問題ができる、というものです。
驚異的に、というよりは「当たりまえに」できるという感じです。国語がデキる子というのは、まあけっこういます。が、やはり文章を扱うと不安定な点数になりがちなのが実情です。
そりゃ国語が苦手なのは克服が大変なので、国語がデキるというのは良いことで、それだけでも有難いことではあります。ですが、文章との相性によって点数が上下するのが新たな?悩みではないでしょうか。
これが上の方で安定している子というのは、やはり漢字、慣用句、敬語、四字熟語などの語句問題がどれをとっても、かなりのレベルに達しているようです。アタリマエのようにできるようになっている、と言ってもよいでしょう。
そういえば、ライフワークである東大出身生のインタビューの中で語句などに苦労していた人は皆無でした。現代文が不得意な人でもです。
つまり、文法をはじめとする国語の中では軽視されがちなあの分野がしっかりしている、ということが何気に大事そうだなと思うのです。
僕自身は語句問題で苦労したことはありません。また、中学受験、大学受験の両方で特に対策の時間を設けてもいません。小テストが厳しく、その都度手抜きせずに全力で覚えていった過去があります。今考えると、それが大事だったんだなと思います。
考えてみれば、慣用句やことわざ、四字熟語というのは中学受験のころに必死で数百を覚えたっきり、そのまま大人になってしまっています。ということは、中学受験で学んでいなかったら僕の教養はもっと低いものになっていたんだなと思います。
そのようにして得た教養は、僕の思ってもいないようなところで役にたったりします。世界が広がる感じがありますよ。という切り口でいろんな子にオススメしていたりもします(笑)
さて、直前期、今一度、語句などをしっかりやってみるのはどうでしょう。
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お勉強BLOGЯanK
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