毎年このテのお子さんを持っていて、もうずいぶん、ノウハウがたまってきたことが大きいかな(なぜか毎年連続! 7年くらい)と思っています。ある分野にさしかかったとき、やはり「よくでるけど、教科書ではフィーチャーされにくい」場所などがもう手に取るようにわかるので、そこを時間をとって攻めます。
また、よく出そうな問題のカタを、この度の生徒さんはよく付いてきてくれて、真面目にやってくれていました。もう、4年から始めた子と遜色ないくらいになってます。
自分でカリキュラムを組んだ経験と、問題集をつくる過程で「全範囲を網羅、整理、再学習」できたことが非常に僕の教務力をあげてくれているようです。
例えば、日能研のテキストは今、5年の復習をしつつ6年内容の新しいものがぽつぽつ、という感じなのですが、1つの分野をだされれば、「あ、あれとあれをやんないと理解にむすびつかんな」などというのが分かるようになりました。はっきりした感覚としてわかるのです。
最近、僕がよく言うのが「これ、予習シリーズの5年上の第8回くらいのヤツだ」という感じの言葉です。気づけば、頭にいつどこでどんな風にやるかが、頭に入ってしまってました。もちろん、一番すごいのは努力している子供さんですが、いやーそれにしても、自分でもすげえなと思います(笑)ホメトケホメトケ。
中学受験はほんとに、不思議なもので伸びやすい子と伸びにくい子がはっきりします。親御さんや塾講師との人間関係、ライバルとの友人関係、生活リズムなど、いろんなものが絡み合っていきます。
伸びにくいな、と感じたら思い切って何かを変えなければなりませんが、変えてマイナスになることも多々あり、気をつけねばなりません。ただ、直前期に変えても焼け石に水でして、今の時期がラストチャンスとも言えます。
変えるときに不安になったならば、我々プロを使うのがよいでしょう。
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