”生きがい”というものは、子供にとっても大事なものです。未来への希望、といってもよいかもしれません。
僕の教え子の友達(もうほとんど関係ないですね、笑)にずっとチョコレートばっかり食べている子がいました。なぜか、僕が家庭教師に行くと、横にいたのがそもそも知り合ったきっかけです。しし座です。
話をするうちにすぐに打ち解けてくれたので、僕の教え子を通じてよく情報が入ってくるようになりました。聞くと,毎晩ご飯を食べずにチョコばっかくってることがある、とのことで、チョコは箱買いで家においてあり、何かとすぐにたべてしまうそうです。成績は超不振で、毎年、学年が上がれるかどうか大変だそうです。
それはまずいだろ。まあ、すぐにそう思ったので、次にあったときに、その辺を突っ込んでみました。
「チョコやめたら、それだけで全教科10点くらいあがると思うで」
「わかってるけどやめられない」
それが答えでした。チョコを1日食わないと、禁断症状のようになって手が震えるとか。そんなことってあんの?アル中のおっさんかお前は! ってな感じです。
まあ、深入りはいかんと思いつつも、その子の家庭環境とか聞いていますと、一言でいって「愛が足りない」ご家庭のようでした。ほんとはあるのかもしれないけど、本人が感じられていない、そんな感じもします。その「物足りなさ」を埋めるために、チョコを食べるのだろうなあ、という感じです。
その子も、ついに中学生にして、「糖尿病一歩手前」診断が出,やばくなったそうです。こりゃ勉強どころじゃないな。と思っていました。糖尿病は一旦なると絶対なおらん、と徳田先生が言われていたのを思い出したからです。
ただ、その子が最近、チョコをすっぱりやめることができたそうです。簡単でした。
その子はアニメが死ぬほど好きで,友達とアニソンバンドを企画しました。アニソンバンドに入るためにチョコやめろ、と言われたからやめたそうです。アニソンのことを考えると、わくわくしてくるそうで、成績も上昇に転じたそうです。
いやー、生きがい、大事ですね。成績もあがります。
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