地頭のいい子は概して、頭がやわらかいのです。
逆にカタイ子にはどういう共通の特徴があるかというと、幼少のころにマンガやゲームを買い与えられなかったりテレビ視聴を制限されたり……、必要以上に親から「制限」を受けるとなりやすいように思います。親も良かれと思ってやっているのでそのこと自体に良い悪いを言うつもりはありません。
何事も限度が大事なので、マンガやゲームを根っから賞賛するわけではありませんが、地頭のいい子はいろんなものを見聞きしています。その「いろんなもの」を提供してくれるのは、やはりメディアの力が大きいです。
マンガやゲームも勉強にとっては、毒には違いないのかもしれませんが、それも許容していくことで価値観の幅ができ、柔軟な子どもを育てるように思います。
この世界はポジティブな面だけでできているのではありません。もちろん、ネガティブな面だけでもダメです。
僕は「清濁の二面性の両方をバランスよく受け取っていくことが健全な人間を創っていくのだ」という結論に最近、達しつつあります。
マンガ、ゲーム、テレビ……。勉強に関しては邪魔な存在です。勉強を光だとすれば、これらは闇かもしれません。でもある程度の闇を許容して初めて、魅力的で柔軟な人間ができるような気がするのです。
最近の悲劇的な事件や社会的な問題も、この「清濁のバランス」が大きく崩れた方が起こしやすいような気がします。
僕も一時は「清い」部分だけを追い求め、社会的に汚いものや事には目をそむけて生きてきました。結果は過去記事にもあります通り、中3のときに「潰れ」ました。
あれ、地頭の話からヘンな方向に流れてしまいましたね(笑)
まあ、でも「潔癖主義」はかえって子どもの可能性を奪う、ということです。
そう言った面も、大脳生理学や心理学を応用して、解明していきたいと思います。素晴らしいブレーンたちと最近は意見交換をさせてもらえていまして、いい感じなんです。受験指導というものに、革命が起こせるかもしれません。
今度、ここでも僕のブレーンたちを紹介できたらなと思います。……まあ本人の了承がいただければ、ですが。
あ、それでは今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。
お勉強BLOGЯanK
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