お受験とコミュニケーションが下手なのはだれ? | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

昨日NHK教育を深夜みておりますと、「しゃべり場」の中年対若者、見たいな企画がありました。そこに、富野由悠季さんというガンダムシリーズの生みの親である方が出ておられました。

 昔からこの方の発言にはブレないところがあり、自分の価値観でしゃべってるな、というのがわかりますので、大好きな方です。何かの番組で世相を語っているのをみて、「この人、鋭い!」と思いガンダムシリーズをDVDで借りてきてみた、という経緯もあるくらいです。

 昨日は携帯電話に関して、若者が「(メールなどで)人対人のコミュニケーションが下手になる」という意見に対し、「コミュニケーションのうまい人がいたら教えてほしい」とおっしゃっていました。僕はこれを聞いて「そうそう!」と胸のすく思いをしました。

 若者のコミュニケーションが下手、とよく言われていますが、大人も下手です。確かに。とくに団塊の世代やその少し下の世代なんて、プライドが高く僕らや下の世代とうまくコミュニケーションをとれているといえる方はまず、いない気がします。うちの室長もお世辞にもうまいとはいえないですねー汗

 今の子供たちを見ていますと、コミュニケーションが下手というか、かなりメールやプロフなどで発言の使い分けをし、器用な子がむしろ多いんじゃないかと思います。
 メールが1日100件やりとりしてどうの…、といっていますが、大半の子が1日20通くらいはしてますね、きっと。それは大した問題ではなく、むしろ「そんなになの?」という点が問題です。
 携帯電話自体は聞き逃したテスト範囲がメールで聞けたり、友達にわからないところを質問したりとけっこう便利です。それにメールはめんどくさければ返さなければいいのですから、成績が落ちるなどの責任はすべて「自分」にあるツールです。そういう意味で痛い目をみてみるのもいいんじゃないでしょうか?

 他人とのコミュニケーション、という問題の果てには「自分」と「心」の問題がある気がします。要は「心」を育てればいいのです。ツールはどうでもよいのです。依存しない心は「幸せ感」から来ると思います。

 幸せ感を感じられれば夢なんてあってもなくても平気です。成績なんてよくても悪くても平気です。ま、僕の生徒にはよくなってもらいますけど(笑)

 あ、ながくなったので今日はこの辺で。ちなみに富野さんはさそり座さそり座です。やっぱ、アニメはすごいバイタリティがある人が成功するんですねー。

 いつも読んでくださってありがとう御座います。



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