今、娘は高1で
この4月より鉄緑会に通っている状況ですが、
今までを振り返ってみて
「こうした方が良かった」という点を
挙げていきたいと思います。

まずは数学から。

高校数学を始めるさい、
入門問題精講を使用しました。
このシリーズは初学者でも
始められ、非常におすすめです。

その後、基礎問題精講を終えたら
1対1→新数学スタンダード演習、
というルートを考えていましたし、
そのつもりでした。

基礎問題精講を終えたころ、
「この本は非常にコンパクトに
まとまっていてすごく効率が良いの
だが、問題数が少ないので
解法のストックを入れるという
点でどうだろう?」

との疑念が浮かび
網羅系の参考書をいろいろ見比べて

フォーカスゴールドをするか、
1対1ルートに行くか
両者を購入して見比べました。

1対1は、
薄いといっても
全冊合わせると数百題になり、
フォーカスゴールドと変わらない。

東京出版の解法は
ややクセがあり、はまる人には
はまるが
(筆者は学生時代愛用しました)

あざやかすぎて
解法に汎用性がなかったり、
説明が端折ってあり、
行間を理解するのに苦労する。

網羅度はフォーカスゴールドに
軍配が上がる。

これらを加味して
基礎問題精講を終えた後は
フォーカスゴールドに行きました。

それならば
入門問題精講→フォーカスゴールド
で良かったと思います。

フォーカスゴールドは
***が登竜門で、
ここまで終えれば
入試問題レベルになるので、

このまま家勉で
フォーカスゴールドを続けるか、
鉄緑会に行くか考えました。

鉄緑会の高1のテキストは
***レベルなので
レベル的には大差ありません。

それなら通塾せずに
家でフォーカスゴールドを
周回したい気も強かったです。

では鉄緑会のメリットは
何かと言うと、

テキストが秀逸。
毎週、前回の復習テストがある。
宿題がある。
優秀な仲間と切磋琢磨出来る。

これに尽きます。
つまり、宿題、復習テストで
管理されるのが大きい。

娘の場合、家でやっていると
「今日はいいか!」とダラけたりして
ノルマ達成出来ない日もたくさん
ありました。

家勉のデメリットは
テストがないこと。

結局、入試は
決められた時間内に解答を作る
という作業が求められるのだから

うちの娘のように
ダラけやすい生徒には
テスト形式が良いか、と思い
鉄緑会に入ることにしました。

例えが適切でないかもしれませんが、
家で自分で頑張って減量するか、
ライザップみたいなところで
管理されて減量するかの違い、
に似ているかもしれません。
 
馬力があり、自分で出来る人は
入門問題精講→フォーカスゴールド
→上級問題精講→掌握→過去問
などで点が取れると思います。

実際、開成の生徒で
高1から鉄緑会に入ったものの
「簡単すぎる」と、すぐ辞めて
家勉を続け、東大理三に行った例も
あります。

次回は英語について
振り返ってみたいと思います。