一時期、数学は暗記科目か?
という議論がなされた時期があった。
 
私は、途中までは暗記
ある程度から先は思考 と思う。
 
たとえば、数列の階差数列の
初歩的な問題は、解法を知らなければ
解けないだろう。
 
あるいは、解けるかもしれないが、
ものすごく時間がかかる。

それならば、解答を見て
やり方を覚えた方が速いし、
 
マスターしてしまえば、
既にマスターしている人間と
その問題に関しては同じ力になる。
 
特に考える材料がない初期の段階では
暗記数学というより、記憶数学。
 
ある程度 解法のストックが
頭に入ってからは、思考数学。
 
試験場では、解答を見ることが出来ず
ウンウン唸って方針を考えたり、
試行錯誤しないといけない。
 
ふだんから
思考していないと、この力が
身につかない。

考えてもわからない段階、つまり
解法のストックがない状態で
手が止まり固まるのは良くない。

最初の段階は、ストックを入れる時期。
この時期は、本当にしんどいし、つらい。
時間がかかる割に、点も伸びない。

この壁を乗り越えられず、
理系をあきらめる生徒も多い。

でも、これを乗り越えても
まだ壁がある。
典型問題は解けても、
難しい入試問題は解けない。

最初は、記憶数学で
ストックをたくさん入れる。

しかし、それだけではダメで、
ストックがたくさん頭に入ったら
思考する練習をする必要がある。

数強への道は、険しく遠い。

先日、2024年度の

鉄緑会の年間スケジュール表を

もらってきました。


鉄緑会では週単位で授業があるため

祝日も普通に授業があります。

(これは他の塾でもそうだと思われます)


今年度は4月1日が月曜日のため、

月〜日 が1セットとして

流れていきます。


ではゴールデンウィークも

授業があるのか、というと


4/29が月曜日なので

4/29(月)〜5/5(日)が休みとなり、


カレンダー上は

5/6は振り替え休日ですが、

また5/6(月)から通常授業となります。


宿題に日々負われる身としては

この1週間の休みはありがたいです。


本来なら、連休中に

ふだん出来ない分野の勉強など

すれば良いのですが、


おそらく遊んでしまうことと

思います。



灘高校の
進学実績が発表されました。


理三は全員現役で、
京大は53人中、25人が医学部。
地元の大阪大、神戸大にも
1桁人数であり、

国公立大で10名以上は
大阪公立大の14名のみです。