3/10に東大の合格発表が終わり、

惜しくも理三に届かず、

涙を呑んだ受験生。

 

中には模試ではA判定を連発し

自他ともに「合格間違いなし」という

人も毎年必ずいるはずだ。

 

現役で、理三を目指して頑張ってきて

僅差で涙を呑んだ理三受験生は

後期はどうするのだろうか。

 

理三という頂点を目指してきた彼らの

プライド(と実績)からすると

(後期に)出願する大学は限られてくる。

 

医科歯科が一番多く、次に千葉大学。

名古屋、山梨、鹿児島、奈良、琉球

などは各1名くらいで、

 

実は一番多いのは「併願なし」

 

理三という頂点を目指してきた彼らに

したら 理三かそれ以外か。

(ローランドみたいだが)

 

 

医学部と聞くと 

浪人の方が多いイメージがあるかもしれないが、

理三に関しては圧倒的に現役が多い。

 

現役で理三に出願するくらいだから、

それ以外の大学に行くくらいなら

浪人する方がマシ という心意気か。

 

逆に1浪で理三に出願するのは勇気がいる。

理三に浪人が少ないのは 浪人で出願する人が

少ないのもあるし、賢い人はサッサと現役で

受かってしまうのだろう。

 

ただ、一部、理三に固執するあまり、

「理三以外には行きたくない」と

毎年理三しか受けない人もいる。

 

それで受かればまだいいが、

何回受けても落ち続ける人は

理三病と言えるだろう。

 

想像してみると、

気持ちはわからないことはない。

 

理三というトップを目指したために

下げるに下げれなくなるのだろう。

まさに、理三かそれ以外か。

 

しかし、理三さえ目指さなければ

医科歯科や京医、旧帝大の医学部には

軽々いけるのに、

(↑番狂わせの理三不合格者の場合です)

 

理三を目指して頑張ったために

(後期に試験がないので)

京医や(名古屋以外の)

旧帝大の医学部にすら行けない、

というのは皮肉なものである。

(感覚が麻痺しているが)