娘は 東大志望のくせに 英語が苦手である。

東大の英語は、

時間が足りないことで有名である。

とにかく、短時間で英文を読み、かつ

内容を把握しなければならない。

 

よく言われるのは

「英語を英語のまま理解する」

というやつだ。

 

例えば、I go to school.  

これなら いちいち日本語に訳さなくても

理解出来る。

 

それは、単語を見た瞬間に

すべての単語の意味(イメージ)を

理解しているからだ。

 

go とか school は簡単だが、

それが riot(暴動)や discern(を悪化させる)

レベルになると 瞬時にイメージするのは

難しくなってくる。

 

また思い出せても「瞬時に」イメージ出来ず、

2秒以上かかるようでは 単語に気を取られて

内容が頭に入ってこない。

 

つまり、速読即解するためには

入試レベルの文章を、I go to school. と

同じようになるまで訓練しなければならない。

 

もちろん単語だけでなく、熟語や構文の

知識も必要で、

(返り読みせずに)左から右へと読んで

理解出来るようにしないと時間切れになる。

 

英語は(数学もそうだが)時間がかかる

科目である。

 

ただ、数学との違いは

英語は安定する科目である。