小学校低学年のお子さんの基礎学力を養成する
ママ家庭教師・こーたりママです。
明日からお仕事再開。
ゴールデンウィークはたまっていた書類を作り
子供達の学校の用事をまとめて済ませて、
その後は、長男が借りていた本をついでに読んで
いました。
その中の一冊がこれ
- 英語達人列伝―あっぱれ、日本人の英語 (中公新書)/斎藤 兆史
- Amazon.co.jp
題名だけで元気が出て嬉しくなります。
まえがきには
「どういうわけか、いままでの日本の英語教育は
失敗から学ぼうとする傾向が強かった。」から始まり、
日本の先人達は今より恵まれない環境にあって
いろいろな工夫をして英語を勉強してきた、その成功例の
学び方を紹介する本となっています。
たまたま昨日横浜で
岡倉天心誕生の地の碑 を見かけましたが
この本で紹介されている達人の中で
岡倉天心がボストンの街を歩いていた時の
エピソードが超かっこいいんですよ
What sort of 'nese are you people?
Are you Chinese, or Japanese, or Javanese?
「おまえ何ニーズだ？チャイニーズか
ジャパニーズか、それともジャヴァニーズ（ジャワ人）か？」
東洋人蔑視ですよね。
それに対する岡倉天心の切り返しが
We are Japanese gentlemen.
But what kind of 'key are you?
Are you a Yankee, or a donkey, or a monkey?
「我々は日本人紳士だよ。ところであんたこそ
何キーなんだい？ヤンキーか、ドンキー（ろば、馬鹿者）、
それともモンキーか？」
ご本人も気に入って後々何度も語ったそうですが
なんか、かっこいいですよねぇ
先人達は、今ほど語学を学ぶ環境は整っていない時期に
英語をモノにした。それは語学の才ではなく
努力の才だ、というのは
ちょっと英語をがんばってみようかという
前向きな気持ちにさせてくれます。
さぁ、明日からも前向きに行こう！
