こんにちは!
いきなり寒くなってびっくりした私です。
みなさんこの大事な時期に風邪を引いたり
しないように気をつけて下さいね!![プンプン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/013.png)
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さてさて、今回は
ベンゼンパート2!
ということで、
まだパート1を読まれてない方は、
ぜひ読んでみてください!→こちら
ピンクのところを解説しています。
今回も!めちゃめちゃ頻出のところを
取り扱っています!!!![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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もうね、10回テストがあれば
9回出るくらいには頻出です。
それに、超有名なところなので、
「名前くらいは知っている、でもそれがなんなのかまでは…」
という受験生が多いのでは!?
この芳香族のところは
なんだか難しそうでやりたくないなと思う
気持ちは痛いほどよくわかります。
でも、ちょっと覗いてみたら、
内容は大したことありません。
今回の記事を読んだら、
また化学が、有機がちょっと好きに
なると思います。
どうせなら、嫌だなと思いながら勉強して
試験を受けるより、
好きだ、得意だと思いながら勉強したほうが
楽しいですよね!![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
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無理やり好きだ!と思うとストレス溜まるので笑
私が今から内容をわかりやすく噛み砕くので
それで理解できて、問題が解けて、
自然に好きになってあげてください![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
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それでは頑張りましょう!
今回は青レーンです!
今回のキーワードは
クメン法
フェノールの生成
アセトンの生成
パート1より少なめですね!
では参りましょう!
クメン法
クメンとは、
「プロピレンにベンゼンを付加」
したものです!
すごく間違えやすいのですが、
ベンゼンにプロピレンを付加するのでは
ありません!!
プロピレンの二重結合に
付加するのでこういう言い方になります。
注意ですよ!![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
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クメンの、左右対称のこの見事なプロポーション(笑)は頭に残りやすいと思います!
クメン法っていう名前もインパクトあるし、
これはすぐ覚えられますね♪
フェノールの生成
フェノールの生成こそ!
この芳香族での1つの目標なんです!
私が最初に書いた全体像も、
青とグレーはフェノールに続いていますね!?
経路を2つも用意するほど
フェノールを作りたいってどんだけ〜〜(古)
それくらい、使い勝手がよくて
よく使う化合物だということです。
ということは…?
試験にもやっぱり出ます![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
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当然です、研究するときに使うんですもの。
知っておいてもらわないと
教授は困ってしまいます。
ということでここの反応は
しっかり覚えましょう!
クメンを酸化すると、ここに↓Oが入って
クメンヒドロペルオキシドから、
アセトンになりそうなところを
スポンと抜くと!
フェノールができます!!
なんとなく難しそうな「クメン法」とか、
長い名前の「クメンヒドロペルオキシド」も
案外単純な作りしてますよね!
私も、初めてちゃんと勉強したとき、
「え、これだけ?」ってなりました笑
名前は仰々しいけど中身は大したことない
ことって、科学が苦手な人にとっては
よくあることだと思います。
これもその一つですね。
怖がらずに勉強してみてよかったですね![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
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アセトンの生成
これは若干今回の本筋とは関係ないような
感じがしますが、これはこれで重要なので
お話しさせてください。
アセトンの生成についてちゃんと知っている
ことで、もちろんアセトンの生成が問題として問われることもありますが、
(アセトンは実験でめちゃめちゃ使うので出やすい)
もし万が一「フェノールの生成」を忘れてしまったとき、また「クメン法」を忘れてしまった時に、
「アセトンの生成」から遡って答えられる可能性があるからです。
全部繋がっているのなら、
ここで覚えない手はありませんよね!![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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ここでまとめて覚えてしまいましょう!!
それでは、アセトンの生成についてですが、
アセトンの製法は全部で3つあります。
①2-プロパノールの酸化
②酢酸カルシウムの乾留
③クメン法
①から説明していきますね。
①2-プロパノールの酸化
アセトンは、2ープロパノールを酸化することで生成できます。
これは形そのままなので、
2ープロパノールを書けさえすれば
余裕ですね。
②酢酸カルシウムの乾留
アセトンは、酢酸カルシウムを乾留すると
得られます。
乾留とは、「空気を遮断して加熱分解すること」です。
この乾留は、有機の「イソプレンの付加重合」
のところでも出てきますので、
頭の隅に覚えておいてください!
(酢酸カルシウムの構造式を見る感じ、
そこから2つぐらい取れそうな感じですが…
やっぱり1つしか取れないですね笑)
③クメン法
これは上でやった通りです!
もう一回ここで、再現できますか?
クメン法ってなんだっけ?
○○にベンゼンを付加して、
酸化するんでしたね??
まだ完全に覚えてない方は、
復習必須ですよ!!
さてさて、今回は青レーンについて
解説しましたが、今回はなんだか
単純な感じでしたね?
単純なのに、もうご存知の通り、
めちゃめちゃ出されるので
こんなにお得な分野はないですね!
ぜひ今すぐ覚えてしまって、
テストの前には絶対完璧に再現できるように
しておいてください!
いままで点が取れなかった有機分野の
点数がメキメキ上がること間違いなしです![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
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センターまであと87日。
頑張っていきましょう!
成瀬ひかり
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