んにちは。成瀬です。

 
 
いやはや、だいぶ更新が遅れてしまって。
すみませんでした。
 
皆さんはもう、センター試験の
振り込みも終わり!
 
いよいよ本番!という時だと思います!
 
最後の、進路を決定するテストが
ありますよね!?
 
 
そんなあなたに、特に頻出で
すぐに使える知識をお届けしたいと思います!
 
 
 
ということで、今回は有機化合物の
頻出中の頻出!
 
ベンゼン
 
についてお話ししようと思います!
 
 
あなたは有機の分野、
特に芳香族化合物について、
ぶっちゃけどう思っていますか?
 
「難しい」
「知識が多すぎてどこから手をつけたら…」
「めんどくさい」
 
 
と思ってませんか??
 
 
 
めっちゃわかります〜〜笑い泣き
 
 
わたしもそういう受験生の1人でした。昔は。
 
 
 
ベンゼン関係はすごく知識量が多いくせに、
わかりやすくまとめてくれているものは
ありそうでなかなかなくて。
 
 
たくさんの知識をばらばらに覚えようとして、
どこが出るかわからなくて、
正直やる気をなくしていました。
 
 
もうなんだかどこから手をつけていいやらw
 
 
途方にくれてましたね。
 
 
 
 
そんなたくさんの受験生のために!
今回は特別に秘技を出しちゃいますグラサン
 
 
ポイントをしっかり抑えて、
本当に今必要なところだけを厳選して
お伝えしようと思います!
 
 
これさえできればあとは、というところだけ
お話しするので、正直全部はお話しできません。
 
でも、全てを暗記するよりはるかに
負担が少なく、しかも
ちゃんと点数が取れるようになっています!
 
 
これさえきちんと覚えれば、
あなたは芳香族の勉強が楽しくなってきます。
 
 
ちょっとの努力で点数が上がるなんて
そんな美味しい話どこにでもはないですよ!?
 
 
経験したわたしだから言えることを
伝えるのがわたしの使命なので!ウインク
 
 
 
さてさて、先に今からお話しする部分の
全体像を提示します。
 
 
{73888208-5082-4C36-9D98-AC165972FD7D}

こんな感じです。
 
これだけ覚えれば、まじで
芳香族は勝ったも同然です。
 
 
 
 
1度にやるには量が多いので、
ピンク、青、グレーに塗ったところの
3回に分けてお話ししますね!
 
 
少し長くなりますが、
頑張ってついてきてください!
 
 
それでは頑張っていきましょうー!グラサン
 
 
 
 
まずはピンクから。
{8EB3E23A-8BA2-4613-AC61-63207D535402}
 
 
絶対覚えるべきキーワードは
ニトロ化
アニリンの生成
ジアゾ化
カップリング
です。
 
[アセチル化]はグレー色のところで
やりますね!
 
 
それではキーワードを一つずつ
説明していきます!
 
「芳香族を出すならこれ」というくらい
ものすごく出るところなので、
しっかりついてきてください!!
 
 
 
ニトロ化
 
ベンゼンにHNO3とH2SO4(混酸)を加えると
ニトロベンゼンができます。
 
ニトロベンゼンは淡黄色油状です。
 
それと、密度が1.2なので
 
密度: 水(1.0)<ニトロベンゼン(1.2)<混酸
 
こんな感じになります↓
{33925022-92C5-4F53-96F6-6BC21C5BE99B}

実験手順で、どちらが浮くのかが
問われることがあるので、豆知識として
覚えておいてくださいねウインク
 
 
 
アニリンの生成
 
 
ニトロベンゼンにSnとHClを反応させると、
アニリンが生成します。
 
この反応は「ニトロベンゼンの還元」
と言えます。
 
 
アニリンは、「常温で液体」です。
 
たまに聞かれるので覚えておきましょう!
 
 
それと、この反応の化学反応式は
よく問われるうえに
ちょっと難しい式なので、
 
いちいち式を作るよりも記憶していた方が、
確実に点数が取れるようになります!
 
 
 
{499A4E58-C6AD-48B0-AA6E-773B904922A0}
 
注意すべきは、
「Snは触媒ではない!!」
という点です。
 
2回か3回書けば、
頭のいいあなたなら「こんな感じか」と
掴めますので、
 
ぜひ何回も書いて!
覚えてみてください!!!
 
点数に直結します!ラブ
 
 
 
ジアゾ化
 
アニリンに、塩酸と亜硝酸ナトリウムNaNO2
を、5℃以下で反応させると、
塩化ベンゼンジアゾニウムができます。
 

これをジアゾ化といいます。
 
 
塩化ベンゼンジアゾニウムは
不安定な化合物なので、
 
もし5℃より高い温度下で反応させた場合、
すぐにフェノール窒素
分かれてしまうんです!びっくり
 
{7221AA39-767A-4915-A061-791D8A4307C0}
せっかく作ったのに〜!
 
 
だから、5°C以下なんですね。
 
なっとくなっとく。
 
 
カップリング
 
最後はカップリングです!
 
先ほど作った塩化ベンゼンジアゾニウムに
別の経路(グレー経路)で作った
ナトリウムフェノキシドを反応させると、
 
p-ヒドロキシアゾベンゼンが生成します。
 
 
この反応をカップリングと言います。
 
 
p(パラ)は、芳香族の最初にやった
o(オルト)、m(メタ)、p(パラ)のパラで、
 
N=NとOHがパラ基にあるという意味です。
 
 
R-N=N-Rをアゾ基、-OHをヒドロキシ基
と呼ぶので、
 
名前覚えるの、めちゃめちゃ簡単ですね笑笑
{4E2CFA43-18E4-45C1-BBD0-F230BD725DBD}
 
 
この反応で出来たp-ヒドロキシアゾベンゼンは
赤橙色で、アゾ染料の1つとして利用されています。
{B5EE9C74-7A98-4287-BD1D-BB043B3E12C5}
 
 
 
 
さて、超超メジャーな芳香族について
解説してみましたが、
 
「理解はできた!」
 
だけで終わってしまってはダメですよ?
 
 
ここは本当に本当にやればやるだけ
点数に直結する
超お得なところなんです!
 
勉強して覚えていかないと
もったいないですよウインク
 
今すぐに紙に書くなりして
一通り再現できるように
してみてくださいね!
 
有機の点数がメキメキあがっていくこと
間違いなしですグラサン
 
 
センターまであと89日。
 
頑張りましょう!
 
 
 
ではでは。
 
 
追伸:あなたからのペタ、いいねやコメントがブログを書く励みになります!ぜひ何か残して言ってくださいね!
 
 
 

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