TOEIC リスニング教材① | TOEIC英語学習パーソナルトレーナー 飯田ジローのブログ

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TOEIC®の学習法などについて語ります。


今日はTOEICのリスニングの教材についてお話します。

思い出せば、大学受験が1990年代前半。その頃はまず音声付の単語集がまだ珍しい時代だったと思います。

でる単とかターゲットなどの単語集をひたすら紙に書いたり、赤いシートで隠して覚えていましたから。

別売りのカセットも高価で、使い勝手も良くありませんでした。

私の同世代の友人の中にも、読めるけど聴けない、という人は珍しくありません。授業などで英語の音そのものを聞いてきた絶対量が少ない世代ともいえます。

ただ、音声教材が当たり前の今でも、大学受験ではまだまだリーディングが重視され、読めるけど聴けないという若い世代の方にもお会いすることが良くあります。

ということで、一からやり直したい方には、まず中学の教科書を聞いてみることをお勧めします。簡単過ぎると感じるのであれば、次に進むだけですから。
この場合、教科書ガイドの音声や、「ぜったい音読」シリーズが一般的です。くもんの中学リスニングもよいでしょう。
まずはこのレベルが100%を目指しましょう。

英会話・ぜったい・音読 【入門編】—英語の基礎回路を作る本/国弘 正雄


 
くもんの中学英語リスニング―中学1~3年 スーパーステップ/著者不明


音に慣れてきたところで最初の1冊目としておススメなのが
英単語・熟語ダイアローグ1200です。
ボキャブラリーをつけながらTOEICのPart3の会話形式に慣れることが出来ます。
レベルは400~650点となっています。
英単語・熟語ダイアローグ1200―対話文で覚える/秋葉 利治



大学受験の単語の知識が残っているという方には、1冊目として
英語で働くための場面別ビジネス英会話があります。

これも上でご紹介したダイアローグシリーズなので、形式は同じです。
ただ、会話の中身が、会議や交渉・契約などビジネス寄りなので、そのジャンルのボキャブラリーを増強することが出来ます。
英語で働く人のための場面別ビジネス英会話 (ダイアローグプラス)/巽 一朗
¥1,890
Amazon.co.jp

このレベルに慣れてきたところで、公式問題集をやるという流れは良いと思います。

次回は、その上のレベルを目指す教材をご紹介します。