“仙境”はこころの中に、あった。
仙人にいざなわれて ・ ・ ・
目に見えぬ奥行き。
“背景(ストーリー)”を知ると、
こうも見え方が変わるとは… 面白い。
自然を“自然”として意識するのは、
それだけ“社会”という不自然な枠の中に
身を置いているから。
自然界のリズムにではなく、
“社会”のリズムにこころを合わせているから。
ここは“本来の自分”で居られる場所。
どこでもないどこか。
自分を貫いて生きる(正直に生きる)ほど生じる
社会との摩擦。
その“ひずみ”が、
臥遊の精神を掻き立たせる。
日常とか非日常とか、そうした区別など、
もうどうでもよくなってきて…
相対観が無くなってゆく ・ ・ ・ ・ ・
無事心頭情自寂
師匠と過ごした数日間。
時計を見なければ、
永遠だったのにな ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
甲辰開歳之月下澣
KANAME
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