こちらの記事を読んで。
胸がジンと温かくもなり。
また、ツンと悲しくもなりました。

家族として迎えられ。
家族として過ごし。
家族として愛されること。

本来ならば。
迎えられてから最期の時まで。
皆に当たり前に叶えられる筈であるのに。

そうではない仔。
いつからか。
【邪魔物(者)】として扱われる仔が。
残念ながら。
一定数居るのが現状です。


愛されることが幸せであるのは。
人間だけでは、ありません。

愛する家族に傍に居てほしいと思うのは。
決してニンゲンだけでは、ありません。


彼らにも、当たり前に感情があり。
幸せを感じる心も。
寂しさを感じる心も。
人間と同じように。
むしろ人間以上に持っているのです。


彼らは。
一度愛した相手を裏切ることは。
絶対にありません。

いつだって。
裏切るのは、人間ばかりです。



そして、こちらも合わせて。

自然と涙が溢れました。

7月の終わり頃。
繁殖屋からボロボロの状態で保護された。
豆吉くん。

そして、その蝕んだ病は。
彼の残された僅かな時間をも。
奪おうとしています。


しかしながら。
クリさんの深すぎる愛情に包まれ。
最期まで"家族として"愛されることは。
彼の辛すぎた犬生の中で。
数少ない、幸せで満たされた時となる筈です。



長く居るから家族なのでは、ありません。

互いを想い。
互いを必要とすることでこそ。

本当の家族となれるのだと思います。