風がとても冷たいです。

どのようなクリスマスをお過ごしですか?

 

 

施工を依頼する

工務店やメーカーさんを

どのように決められますか?

 

金額?

雰囲気?

 

住まいづくりは

普段の生活の中で

一番高額になり、

慎重に検討したいのは

当たり前です。

 

では、

あい見積りをすることが

確実な方法でしょうか?

 

 

合い見積り

相見積り

 

どちらの漢字でも正解ですが、

ひらがなにします。

 

 

見積りの中の

一項目。

 

L社のシステムキッチン

定価70万円

 

それをA社、B社…と

施工会社で比較すると、

とてもわかりやすく、

そらりゃ、

一番安いところで

購入したいものです。

 

 

じゃ、

大工費用はいかがでしょうか?

 

インターネットで相場をチェック?

 

基本、あい見積りをする場合は

設計見積り図面や仕様書があり、

それを基に2社以上の施工業者に

見積りを出すことをしないと、

比較にもなりません。

 

かといて、

その方法で出てきた見積りでも

大工費用もバラバラです。

 

メーカーに勤めていた時のこと。

基本仕様が同じなので、

大工の納め方も同じはずなのに

大工によって、

仕上がりは違ったのは事実です。

(これは金額の差というより、

  正直あたりはずれ…ですね。)

 

設計事務所時代も。

ある町の地域づくりにて、

木造の施設の入札があり、

安くできる施工業者が落札しましたが、

仕上がりは…。

図面通りなので

設計としては文句はないのですが、

腕が良くないとしかいいようがなかった

のも事実。

 

正直ちょっと高いなぁ…

と思った現場では、

目をみはるほどの腕前で、

後から聞くと、

元宮大工さんとのこと。

完璧でした!

再度値段を見直すと、

絶対お得!

 

そうなんです。

金額にて、

大工技術の是非の見極めも難しい!

 

 

さぁ、

あい見積りで何がわかるのでしょうか?

何を比較しているのでしょうか?

 

 

私は、

その施工会社やメーカーの

竣工時のピカピカの

住まいだけでなく、

途中の構造の時や、

いくらか住み続けた後の

住まいを見せてもらうことが

大切と思います。

 

 

お住いの人や、

施工会社の人に話を聞き、

信用に値するかどうか

自分たちが求めている

住まいづくりができるか

を確かめるのが

スタートラインです。

 

 

設計~工事期間までは短いもので、

その後のおつきあいのほうが

(密ではないですが、)

長くなります。

 

よく、竣工後に

施工した会社が倒産して、

修理とか、どこに頼もうか困った。

とも聞きます。

 

そのスタートラインで、

施工を依頼する

施工会社やメーカーを決め、

それからはじめて

膝つき合わせて、

限られた予算で

思いの丈をどこまで

実現できるかを話合うのが

一番後悔しない方法だと思います。

 

 

設計者の私でも、

あい見積りで判断するのが

難しいと感じるのに、

普段建築関係に携わらない方が

判断するのは、もっと難しいこと。

 

それに、

見積りをするという作業は

とても労力を費やします。

 

「あい見積り」お断り

としている工務店さんも

あるほどです。

 

 

さあ

施工する工務店やメーカーさんを

どのように決められますか?

 

それと、設計さんもですね。

 

 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

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