桧と杉の香りが好きな建築士で

ライフオーガナイザーの住楽です。


今日は立夏、夏の気配がする頃です。

まだ朝夕は肌寒いですけど、

暦では夏の始まりですね。



年輪木

【学校では教えてくれない木の話 3<年輪>】


    登場人物:パンダ住楽ママ ペンギン娘(小6)クマ息子(小4)




パンダ「バームクーヘン食べよか?」


ペンギンクマ 音譜


住む・棲む☆ここちよい住まい☆


パンダ「バウムってドイツ語で木のことやけど、

   この焼き菓子、なんで木に見えるんやろ?」


ペンギン「このシマシマが木に似てるからやろ?」


クマ「早よ切ってよ。食べた~い!」


パンダ「もうちょい待ってや。

  そう、このシマシマ【年輪】って言うんやけど、

  なんでシマシマになるんかな?」


クマ「え?この茶色いの木の皮でどんどん上その周りに太るんとちゃう?」


ペンギン「え~太るって、どこが大きくなるん?」


パンダ「シマシマがはっきり見えるのは、

  濃い茶色の輪と薄い色の輪が交互にあるからやんな?

  

  木は一番外だけ生きていて、

  薄い茶色は春目(はるめ)で春から夏に育った部分で、

  濃い色は冬目(ふゆめ)って言って夏から秋に育った部分やねん、

  皮とちがうし、冬に育てへんのやで。」


ペンギン「ふ~ん一番外だけ生きてるって、それ以外は死んでるの?叫び


パンダ「実はそうやねん。細胞が死んで、抜けがらやねんで。」


ペンギン「へ~、大きな木もそこしか生きてないの?

   木に耳当てると生きてるのわかる?」


パンダ「大きくても小さくても、木の育ち方は同じ。

  耳あてて音が聞こえると木の声が聞こえるようで嬉しいけど、

  杉で一番成長する時でも、1時間に20センチ位しか水は動かへんから、

  聞こえへんよ。」


ペンギン「残念。」


クマ「早よ食べようなぁ~。」


パンダ「さぁ切ろか。」


ペンギンクマ音譜




年輪木


はい、お疲れさまでした。コーヒー



森で迷ったら、切株の年輪を見れば方位がわかる

って聞いたことありませんか?


実は、わからないんです。

木の葉で光合成した養分が細胞を作るので、

陽が当たる南側の年輪が太くなるってことないんです。

道に迷っても、切株はあてになりませんよ~。


バウムクーヘン


今回はお菓子を使ってでしたが、

次回は本物の木を見ながら木のこと勉強したいと思います。


子供たちも3回目となれば協力的で、

「ブログに書くんやろ?」と、

意見を出してくれます。


また、ぼちぼちと続けますね。



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