私の友人Eさんは、パリへ旅行する予定です。
海外は久しぶりなので、すごく楽しみにしています。
前回のロサンジエルスは時差ボケがひどかったそうです。
せっかくの観光なのに眠気で頭がポーッとしていたし、体調も優れませんでした。
時差ボケの理由の一つは、睡眠不足のため。
もう一つは、時差に体の時計が追いつけなくなってしまうためです。
どこに到着しても、体内時計はしばらくの間、日本の時刻のままで動いています。
アメリカやヨーロッパへ移動した場合、体内の時計が完全に現地時刻に合うには、数日~2週間程度かかります。
人の体内時計は、1日あたり1時間ぐらいしか変化しないからです。
人の体内時計は約25時間なので、睡眠時間を前へ進めるよりは、後ろへ遅らすほうが楽にできます。
だからアメリカへ向かう東向きの旅行より、ヨーロッパへ向かう西向きのほうが時差ボケは軽くてすみます。