眠りの第一段階 | 眠りのメカニズム
第一段階の眠りの時には、体は完全には休んでいません。

呼吸とか心拍は少しゆっくりになりますが、まだ規則正しくくり返されています。

もし被検者がこの段階で目を覚ましますと、夢か現実かわからない、何か中途はんぱな状態にいたと述べます、大体、体が落ちてゆくとか、浮いている、または幸せな感じとか不安感とかが、主に報告される内容です。

この状態も眠りの一段階であるということは、眠れない夜を過ごす人にとってはたいへん重要な事柄です、よく、寝入り時にまた目をあけると、その間、今いる部屋を見ていたようでもあり、夢を見ていたようでもあるような感じがすることがあります。