今日はウインチについてです。
ウインチって、重たいじゃんとか、使わないよとか、飾りジャンって方もいると思います。
でも、指定部品なので、意外と、これがあっても車検はOKなんです。(はみ出しすぎはアウトの場合もある)
ウインチを装着し、実際に現場で使った方や、助けてもらった方。
ウインチとは、大きく2種類あって、エンジンの動力を使うPTO
PTOは最近、RVでは減りましたが、ローダーやカイソウシャなどもいまだPTO。
電動は動力が電気。
ですので、接地場所の自由やモーターの大きさでパワーがきまるので、好きなサイズを選べる。
無論、発熱しますから、出しても、巻いても電気は食います。
モーターが大きいやつほどパワーがありますが、その分、重たく、バッテリーにも負担が過大です。
でも、無線式リモコンや一人で操作ができ、最悪、車体が横転してエンジンストップの状態でも、ウインチは作動できる利点はあります。
上州田中商店が使うのはこの電動タイプ。
電動も分けると、小型、中型、大型、どこでも使用できるアンカー無しのタイプに分けられます。
また、配線が長ければ長いほど電気抵抗があるため、極力、バッテリーに近い位置が好ましく、配線もバッテリーから直接とるのがベストです。
小型タイプは主にサイズが1500~4500シリーズで、軽量で仲間を引き上げるのにはパワーが足りません。しかし、軽く、接地場所も意外と選べますので、しまいこんだ装着が可能です。 また、パワーが足りなくても、自力で駆動をかけられ、サブで使う場合には威力を発揮します。
人を助けるのではなく、自分の脱出方法には一番使えます。
中型タイプは5000.6000タイプ。
このクラスはワイヤーが一気に太くなり、リールも大きくなります。
シングルラインでもそこそこの能力があり、緊急時には相手を引き上げるのにも使えます。
ただし、過酷な使い方には少し、場が悪く、重量も重くなるため、カバーをするのに、ダブルラインを使いこなす必要があります。
川原遊びレベルでは、十分使えるサイズです。
最後に大型。 8000~12000でほぼ、シングルで事がジムニーだと問題ないです。
ワイヤーも太く、長さも長く。 ただし、バッテリーのサイズを大きくし、重量を支えきれるベッドも必要です。
車体にかかる負担も大きく、リーフの経たり具合が早まったり、走行中にハンドリングにも影響はあります。
ですが、他のサイズにはない、超強力な牽引は一度味わうと、病み付きになります。
たくさんを使い、今は5000/6000シリーズをメインで使っています。
おおよそ、ワイヤーは20mくらい。 重さも30kg前後。
重たい分類にはなりますが、単独走行や緊急時の横転レスキュー、はまった車両の引き上げ。
80パーセントは満足な結果です。
バッテリーも55B24や60サイズでも大丈夫。
ダブルライン用のアイテムがあれば、そこそこ仕事をしてくれます。
最近流行の4500シリーズも優秀で、これもワイヤーこそ短いのですが、ダブルで使えば、かなりの満足度は得られますねw
そして、揃えたい部品では、帯。U字フック。予備の延長ワイヤー。
これらを備え、普段は無線式で使ったり、万が一はワイヤー式リモコンもあれば良いでしょう。
以外に多いのは、負担をかけすぎて、ワイヤーが巻き取りの段階で壊れる。これも良くあります。
ですから、ウインチは能力以上の仕事をさせると、ヒューズがないため、このギリギリを覚える事が大事。
それには日ごろから、使いこなし、どこまで自分のウインチが物を言うかを知っとくべきです。
これが二次災害を防ぐ方法のひとつ。
知っていて損はないし。知るには使ってる現場を見たり、聞いたり、教わったり。
タニグチさん。教えますよw
ウインチの利点。(電動タイプ)
1.いつでもバッテリーがあれば動かせる。
2.ゆっくりテンションをかけられる。ドン引きなどではフックの丈夫さが重要だが、ゆっくりテンションをかけられるので、フックに負担が少ない
3.車両が動かない場面でもアンカーあれば脱出の可能性が広がる
4.車を引かなくても、板金作業や重たい荷物を移動できる
5.倒木など、道をふさがれていても、撤去の可能性が広がる
6.搭載場所の自由度がある。リアにつけたり。タイヤハウスの上に付けたり。
ウインチの欠点
1.マスター巻きをしないとウインチを壊す
2.浸水に弱い。
3.重量が重たい
4.バッテリ-の負担増加
5.ヒューズがないため、適応能力の判断を間違えると壊れる可能性がある
6.連続使用は厳しい。発熱による故障もありゆる
みんなの伊藤ちゃんもウインチに良く助けてもらってますw
今夜はここまで。
次回は使い方を簡単に書きますねw
※あくまで私の体験談です。間違った事も書いてるかもしれません。
そしたらゴメンネ~ゴメンネ~