ジムニーのウインチについてw  うんちく経験マメ知識 その1 | 災害時 全天候型物資輸送訓練ジムニーチーム 上州田中商店 

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今日はウインチについてです。

ちょうど、日曜の深夜に納車のJA11.

 

タニグチさんは始めてのウインチ車両に乗ります。

 

 

ウインチって、重たいじゃんとか、使わないよとか、飾りジャンって方もいると思います。

 

確かに重量は重たくなる。

 

メンテナンスも大事

 

使い方を間違えると、危険。

 

バッテリーに負担が大きい

 

あっても引く力が弱い

 

 

 

でも、指定部品なので、意外と、これがあっても車検はOKなんです。(はみ出しすぎはアウトの場合もある)

 

ウインチを装着し、実際に現場で使った方や、助けてもらった方。

 

便利さに驚いたはず。

 

ウインチとは、大きく2種類あって、エンジンの動力を使うPTO

 

 

そして、電動のモーターで駆動させる電気式があります。

 

PTOは最近、RVでは減りましたが、ローダーやカイソウシャなどもいまだPTO。

 

故障が少なく、熱を持ちにくく、力がある。

 

エンジンかかってないと使えないや、接地場所が限られる。

 

 

電動は動力が電気。

ですので、接地場所の自由やモーターの大きさでパワーがきまるので、好きなサイズを選べる。

 

無論、発熱しますから、出しても、巻いても電気は食います。

 

モーターが大きいやつほどパワーがありますが、その分、重たく、バッテリーにも負担が過大です。

 

でも、無線式リモコンや一人で操作ができ、最悪、車体が横転してエンジンストップの状態でも、ウインチは作動できる利点はあります。

 

 

上州田中商店が使うのはこの電動タイプ。

 

電動も分けると、小型、中型、大型、どこでも使用できるアンカー無しのタイプに分けられます。

 

また、配線が長ければ長いほど電気抵抗があるため、極力、バッテリーに近い位置が好ましく、配線もバッテリーから直接とるのがベストです。

 

小型タイプは主にサイズが1500~4500シリーズで、軽量で仲間を引き上げるのにはパワーが足りません。しかし、軽く、接地場所も意外と選べますので、しまいこんだ装着が可能です。 また、パワーが足りなくても、自力で駆動をかけられ、サブで使う場合には威力を発揮します。

 

人を助けるのではなく、自分の脱出方法には一番使えます。

 

中型タイプは5000.6000タイプ。

 

このクラスはワイヤーが一気に太くなり、リールも大きくなります。

 

シングルラインでもそこそこの能力があり、緊急時には相手を引き上げるのにも使えます。

 

ただし、過酷な使い方には少し、場が悪く、重量も重くなるため、カバーをするのに、ダブルラインを使いこなす必要があります。

 

川原遊びレベルでは、十分使えるサイズです。

 

 

最後に大型。 8000~12000でほぼ、シングルで事がジムニーだと問題ないです。

ワイヤーも太く、長さも長く。 ただし、バッテリーのサイズを大きくし、重量を支えきれるベッドも必要です。

 

車体にかかる負担も大きく、リーフの経たり具合が早まったり、走行中にハンドリングにも影響はあります。

 

ですが、他のサイズにはない、超強力な牽引は一度味わうと、病み付きになります。

 

 

 

たくさんを使い、今は5000/6000シリーズをメインで使っています。

 

おおよそ、ワイヤーは20mくらい。 重さも30kg前後。

 

重たい分類にはなりますが、単独走行や緊急時の横転レスキュー、はまった車両の引き上げ。

 

80パーセントは満足な結果です。

 

バッテリーも55B24や60サイズでも大丈夫。

 

ダブルライン用のアイテムがあれば、そこそこ仕事をしてくれます。

 

最近流行の4500シリーズも優秀で、これもワイヤーこそ短いのですが、ダブルで使えば、かなりの満足度は得られますねw

 

 

そして、揃えたい部品では、帯。U字フック。予備の延長ワイヤー。

 

これらを備え、普段は無線式で使ったり、万が一はワイヤー式リモコンもあれば良いでしょう。

 

以外に多いのは、負担をかけすぎて、ワイヤーが巻き取りの段階で壊れる。これも良くあります。

 

ですから、ウインチは能力以上の仕事をさせると、ヒューズがないため、このギリギリを覚える事が大事。

 

それには日ごろから、使いこなし、どこまで自分のウインチが物を言うかを知っとくべきです。

 

これが二次災害を防ぐ方法のひとつ。

 

知っていて損はないし。知るには使ってる現場を見たり、聞いたり、教わったり。

 

タニグチさん。教えますよw

 

ウインチの利点。(電動タイプ)

 

 

1.いつでもバッテリーがあれば動かせる。

2.ゆっくりテンションをかけられる。ドン引きなどではフックの丈夫さが重要だが、ゆっくりテンションをかけられるので、フックに負担が少ない

3.車両が動かない場面でもアンカーあれば脱出の可能性が広がる

4.車を引かなくても、板金作業や重たい荷物を移動できる

5.倒木など、道をふさがれていても、撤去の可能性が広がる

6.搭載場所の自由度がある。リアにつけたり。タイヤハウスの上に付けたり。

 

ウインチの欠点

1.マスター巻きをしないとウインチを壊す

2.浸水に弱い。

3.重量が重たい

4.バッテリ-の負担増加

5.ヒューズがないため、適応能力の判断を間違えると壊れる可能性がある

6.連続使用は厳しい。発熱による故障もありゆる

 

みんなの伊藤ちゃんもウインチに良く助けてもらってますw

 

今夜はここまで。

 

次回は使い方を簡単に書きますねw

 

※あくまで私の体験談です。間違った事も書いてるかもしれません。

 

そしたらゴメンネ~ゴメンネ~