大臣である俺が詫びに来てやったんだよ。
お前らっ!
石原環境大臣が「最後は金目でしょ」と本音をバラしてしまったことで、福島の放射能除染土の中間貯蔵施設の候補地としている町に、まだ結論が出ていないのに、「それを今言っちゃ困るよ」ということになり、大臣もしょうがないから、いつものパターンで発言を撤回し、謝罪するということで、大熊町や双葉町や県庁を訪れ、謝罪したという。
みなさん、本音は「金目」なんです。
それは十分に分かっているんですよ。
でも日本人の美徳というか感性というか、奥ゆかしさが文化として永年根付いてきているわけですから、やはり、そういうことは最後の最後まで表に出さないで、水面下でヒソヒソと取引しましょうよ。
ということだったんでしょうが、マスコミに出なきゃ何にも知られないで済んだものを、これだけ大げさに出てしまうと、田舎の町も「どうしたらいいんだべ」と困惑するんですね。
それで大臣がパフォーマンスとして町に来て詫びる。ということになったわけです。
ですから、大熊町や双葉町の町長は本心は怒っていないんですね。
それが、この映像に計らずも出てしまったわけです。
赤丸内が石原大臣です。

普通であれば、日本式慣習として、お詫びに来た人はそのお屋敷を訪れ、座敷に通され、それから30分も1時間も、あるいはそれ以上待たされて、そこへ主人がゆっくり現れ、「お待たせしましたね、さて今日は何の話でござったかな」とそ知らぬ顔でやんわり切り出す。
そういう図式ですよね。
ところが、ここの日本人は、町長はじめ町の重鎮が詫びに来る人をお迎えする。
という因習なのか慣習なのか分からないのですが、「大臣先生様、わざわざお越しいただきお疲れ様でございます」という図式ですね。
そして、どういうわけか、大臣だから当たり前だ。ということでしょうか、町長が座る前に大臣が先に座ちゃうんですね。
大臣の謝罪なのか、町長の謝罪なのか、どっちなんでしょう。

マスコミの記者やカメラマンにも「ここんとこヨロシク取材しておいてね。ということで、その模様がこれですが、どうみても大臣がお詫びをしているようには見えません。
こういう順序でこういう風にやりますから町長もよろしくお願いしますね。という何処かの指示があるようですね。
いつから、このような醜態をメディアを通じて見せるようになったんでしょう。
普通は恥ずかしいことだから映像は入れないはずですが、こうやって「謝罪」をしたんだよ。という所を見せる「セレモニー」になっているんですね。
しかし、福島の地元では大臣のセレモニーに我々が刈りだされるんじゃ堪んないなって顔をして会見で喋っていますね。
大熊町の町長のぶら下がり会見では、はっきり「大臣の発言が大きなマイナスです」と言って、町としても町民を上手く誤魔化す手はずだったところにこの発言で、参ったな。ということがアリアリですね。

で、住民感情とは、結局は金目の話なんでしょうけどね。