「佐原」の続きです。
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地元のNPOの方に伺った話です。
「佐原」は今でこそ、大勢の観光客が来てくれますが、昔(20年以上前のはず)はこの前の川(小野川)は汚く、ゴミが大量に投げ込まれており、自転車などのような粗大ゴミもあり悪臭を放っていましたが、誰も手を付けなかったそうです。

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昔(20年以上前のはず)市では、佐原は古い家が多く残っているから、保存や修復をして、残すことを考えませんかと、話しかけたそうですが、地元の方には「んじゃー補助金はなんぼ出るんじゃ」と金が先という人もいて、なかなか前に進まなかったそうです。
市も保存計画は半ば諦めたようでした。

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当時(20年前)竹下首相のとき、「故郷創生計画」(だったと思う)があり、各自治体に配られた資金
(1億円でしたか?)を何に使おうか、となった。
市ではこの金を「佐原」の古い家の保存・修復に使ったらどうだろうと話がまとまり、住民に持ちかけたがそれでもなかなか具体化しない。

そのような中で、地元の人たちで小野川のゴミを除こうじゃないか(少しやってはいたようです)とボランティアで集まり何日間か掛けて川を掃除したところ、
みんなが「おおー小野川が見違えるように綺麗になった」と感嘆したそうです。

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それからは地元の皆さんが川やその周辺を綺麗にしようと積極的に行動するようになったそうです。
古い家々も保存したり修復したりしようと、市の方に相談をすれば「申請は行政の専門分野です」と快く引き受けてくれ、市民が積極的に計画を推進し行政がバックアップするという形で進んでいます。

本来の自治体のあり方のモデルのようですね。これからも「佐原」を見守っていきたいと思います。
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写真の橋の先、左右に「歩道橋」が架かっていたそうですが、その情景を想像すると
当時の様子が目に浮かびますね。
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