6月からのどきどきがやっと今日で結果が出る

たくさん旦那さんと相談をして、いっぱい悩んで、いっぱいつらい思いをした時間を振り返りながら、1番診察室へ

 

丸椅子に座るなり院長先生は

「結果からいいますと、悪性とも言い切れない、良性とも言い切れないという結果になりました」

細胞診の結果レポートを見ながらそう言った

 

先生「これ以上何度細胞診をやってもあまり意味がない。腫瘍が小さいこともあってはっきりさせるには手術で腫瘍をすべてとってしまい、腫瘍自体を病理検査に出すしかないですね。」

 

私「わかりました。もし今回の結果がどちらかわからないという風に言われたら手術すると決めてきました。手術します」

 

先生「そうですか、では手術のためにこの後甲状腺外科を受診してください。今までかかった病気などを確認します

あとは肺と甲状腺のCTを受けて帰ってくださいね」

 

この間おそらく5分もしない

自分でも驚くほどうまく気持ちを伝えられたし、腫瘍が小さいから経過観察でいいといわれたらどうしようと心配していたけれど、そんなことはいわれなかった

診察室を出てからも、自分でも不思議なくらい落ち着いていて、はっきりとした結果ではなかったのにモヤモヤしなかったどころか、すっきりとした感じ

手術はこれからなのに、なんだかやり切ったかのようなそんな気持ちだった

 

 

そのあとは甲状腺外科の先生を受診して今までかかったことのある病気や、職業、家族構成などなど俗にいうアナムネをうける

特に大きな問題はなく、帰りに入院の申し込みとCTをとって帰るように言われて診察はそれでおしまい


 

この日も例のホテルに前泊することにしました

いつも前泊するときは仕事が終わってから旦那さんと一緒に行くので晩御飯はいつも外ご飯パスタ


 

緊急事態宣言中だったからほとんどのお店が8時閉店

テイクアウトもできないし、コンビニお弁当で買いこんでホテルで食べようねっていうことになりました


クリスマスイルミネーションできらきらしている表参道はとってもきれいでした

ものすごい人で、警備員のひとが「立ち止まって写真を撮らないでください~」なんて声をかけていましたね

 

 

そのあとはサウナでたっぷりリフレッシュして、ベッドでゴロゴロ

二人でswitchでゲームゲームしながら、まったり過ごしました

 

 

翌朝5時45分にレンタルの電動自転車自転車で朝の表参道をスイスイ〜っと

誰もいない表参道ってなんだか不思議な雰囲気です

病院前にはすでにお一人並んでいました

朝寒いから誰もいないかもなんて思っていましたがさすが恐竜くん


6時に受付だけ済ませてすぐにホテルに戻ります

美味しいご飯と、朝サウナひらめき

9時の診察開始までダラダラっと過ごします


やっぱり前泊はいいですね

自宅は都内だから頑張れば当日朝からでも大丈夫ですけれど、コロナ感染を少しでも遠ざけてくれますし、待ち時間も人混みを避けることができます


ってなわけで、朝9時に間に合うよう病院へ再度出発自転車


とうとう結果が…と覚悟して表参道の坂を自転車のペダルを漕ぎました

11月下順だった生検を仕事の都合で12月初旬にしました


表参道は素敵な雰囲気

どこもかしこもクリスマスプレゼントサンタトナカイクリスマスベルクリスマスツリー一色で夜はきっとイルミネーションが綺麗なんだろうな


検査の日は通常受診と違って予約制なので朝早く行かないでもいいから楽ちんです

2回目ともなると緊張もしませんガーベラ


どちらかというと今日は早く終わるだろうから、以前寄った石川県のアンテナショップで帰りに買い物ふんわりリボンをしようと思うほど余裕もありました


でもこれは、甲状腺の病気を患っている方の体験記、闘病記を読んだから

今の私にとっては、誰の言葉よりも深く心に届いて自分を見つめ直すきっかけになりました


前回と同じようにベッドの上で足だけは床につき仰向けの体制に

先生「前回よりも少しぐりぐりしますからね」

と、握りしめた手にぎゅっと力が入ります

刺したのは一回ですが前回よりも確かにぐぐぐぐっと押し込まれる

痛いというより押される感覚がとってもいや〜な感じ


先生「今回は前回よりもしっかりと取っていますからね」と声をかけてもらう

エコーの依頼書にしっかり取ってねって書いてあったのかな?


結果は一週間以後ならいつでも大丈夫ですと前回とおんなじ事を言われあっという間に終了


これでこの日はおしまい


帰り際アンテナショップで美味しいものしこたま買って気分転換しっかりしましたハート




元々私は布団に入ると3秒で寝ることができるタイプでした


この3ヶ月は地獄のような3ヶ月でした


普段布団に入るだけで眠ることができる私は、この日からなかなか眠ることができなくなりました


眠り方がわからなくなるというか、目を瞑ると不安なことばかり考えてしまって、全くもって眠れなくなりました


人間は睡眠が取れなくなると途端に体調を崩します

元々肋間神経痛持ちでしたが、いつもの場所が痛いのに、もしかしてこれは甲状腺がんの肺の転移なんじゃないかと心配して精神面で追い込まれたり


ホルモン剤をやめたおかげ?で生理が始まったことによる月経困難症がまたひどくなったり


食欲がわかず胃腸の調子を崩し逆流性食道炎にと

精神面、身体面で本当にボロボロになりました


そんな時にアメブロで甲状腺の病気の闘病を書いているページに行き着いたんです


色々な方のブログを読んで


自分だけではないんだ

今は不安になってもしょうがないんだ

辛い時は辛いって言ってもいいんだ

焦ってもしょうがない時期ってあるんだ

ってそう思えるようになりましたました


幸い私はフルタイムで働いているので日中は忙しさに不安な気持ちがかき消されました


自宅に帰ってからネットで甲状腺のことを検索


でも検索する内容をアメブロの甲状腺の病気と闘っている方のブログに限定することで、少しずつ気持ちが前向きに変わっていきました


11月に生検の予約を入れていましたが、どうしても外せない仕事の予定が入ってしまったので12月に変更しました

そうは言っても2回目の結果が出る時もホテル前泊しようと思えるほど気持ちに余裕が出たのは11月にはいってからなんですけれどもね真顔






とうとう結果を聞くための受診です


その日は朝5:45にホテルを出てまずは6時に受付だけ済ませました

レンタルの電動自転車で人のいない表参道をスイスイ〜

夏の早朝は空気が気持ちいいニコニコ


9時の診察開始までホテルに戻って朝食&朝風呂&まったり

この間に旦那さんと今後のことを相談して

「もし悪性だとしたら例え小さくても手術でとる」

と決めました


5番目だからきっと早くに呼ばれるだろうからと9時ぴったりにはまた病院へ戻ります


診察室1番の予約としては1番目だったからお部屋の近くで待つことに

しかし物凄い人でやっぱり座れる場所がない真顔

隅の方でアセアセしているうちに呼ばれる


呼ばれた瞬間に手のひらに汗がジワっと出て心拍数が爆上がり


6月からのドキドキがこの日で決着がつく、がんだったら手術する!プンプン

と意気込んで診察室の扉を開けました


先生「今回の生検の結果ですが、良性と出ました」

私「え!?そうなんですか?」

先生「ただし腫瘍が小さいので生検自体がちゃんとできているかわかりません。前回お伝えしましたが顔つきが悪いというか、エコーでの形が悪性のように見えるので長年この病気を見ている私には悪性の可能性が捨てきれないように思えます」


私「…(呆然として言葉が出ない)」

旦那さん「その場合今後はどういう方向になりますか」

先生「3ヶ月後くらいにもう一度生検をしましょう。その結果で今後のことを決めましょう」


正直この日のことをあまり覚えていません


ホテルでたくさんシュミレーションしたんです

こう言われたらこうやって答えようとか


でもこのパターンはシュミレートしていなかったので言葉が何も出ませんでしたガーン


次回の生検の予約を11月にしてこの日はこれでおしまい


帰る時の車の中はお通夜でした

この生殺し期間が3ヶ月も続くのかぁ…と半分絶望にも似た鬱々とした気持ちでした


前日からのホテルステイ

それはもう最高でした



大浴場は大きくはないですが、サウナの温度が珍しく高め

そして水風呂も12度と冷え冷え

さらにシャンプーが選べるボタニカル系

そしてそしてドライヤーがなんとパナソニックの最上位ナノケアモデル

プチ贅沢な感じでしたよ〜


大浴場には甲状腺の病気かな?という方がお一人いて、私のように前泊する方がいるんだなぁと妙な仲間意識(勝手にですが)を持ったりもしました


表参道の病院からこのホテルまでは歩くには少し距離がありますが、無料で借りることのできる電動自転車があるので問題なしです


ホテルの玄関から表参道の病院まで5分くらい

行く時は登り坂ですが電動なのでとっても楽ちんでした


至れり尽くせりのホテルで、前日の鬱々とした気持ちがめちゃくちゃ軽くなりました


表参道の病院に行く人で、私のブログをもし見ている方がいたらおすすめですよ〜


今も表参道の病院に行く時は前泊しています








嫌な事と、いい事をセットにする


昔から私が心がけている事


次の受診では腫瘍が悪性かそうではないのかがわかる事になっていた

人生で一番嫌な事


だから何かいい事とセットにしようと前々から立てていた計画を旦那さんに相談


いい事ととして表参道の病院の近くのホテルに前泊してまったり過ごす作戦

待ち時間や検査の結果が出るまで、ごろごろしながらホテルで待機もできるし、蔓延するコロナから遠ざかることこできる


どこかいいところはないかなぁと探すと、なんとなんと素晴らしいホテルが見つかる


なんとそのホテルには駐車場もあるし、レンタルできる電動自転車もある

そしてなんと大浴場とサウナもある!


前泊するのにめっちゃ最適!!!

って事で生検の結果を聞く前日に泊まることに


自宅から表参道の病院までは高速使うと朝は激混みで4時過ぎには出ないとだし、6時に受付して診察まで待つのも億劫だったし


という事で決戦の日の前はプチ贅沢でビジネスホテルにステイすることにしました




初診から3週間後、検査だけということでからひとりで病院に


甲状腺に針を刺して腫瘍の細胞の一部を取ってきて、それが悪性なのかそうではないのかをみる検査


検査自体は10分もかからない


昔々あった持病で、腰椎穿刺をしたことがあるので体に太い針を刺すことにはさほど恐怖はなかった


足は床に下ろしたまま仰向けになる格好で待つ。

顔にタオルをかけられて、右側に先生がスタンバイ

左側には看護師さんがスタンバイ

3mmほどの腫瘍にピンポイントで刺せる先生はすごいなぁと思っているうちにあっという間に終わる

感覚としてはグググっと押される感じ

痛いというよりは喉をグググと押さえつけられている感覚で、少し息苦しいかなぁっていうくらい


会計もスムーズで、病院にいたのは正味40分くらいかな?

検査の日は予約があるから早く来ないでいいのが楽ちんね


コロナ蔓延真っ只中だったからキラキラの表参道ブラブラはせず、真っ直ぐご帰宅


結果は一週間後以降ならいつでも大丈夫とのことで、この日はこれでおしまい


次回はいよいよ結果がわかる


「がんかもしれない」にいよいよ決着がついて少しは心が楽になる!と


そう思っていた




表参道の病院のことを色々と検索


知ってはいたものの、とっても有名で全国から患者さんが来るほどらしい


朝は6時から受付開始

すでに8人くらい並んでいる



木曜日の午後の新患枠に行くようにと言われていたので朝6時に受付だけして、有明にある泉天空の湯でスーパー銭湯を満喫してから受診することにした


サウナ好きの私と旦那さんにはうってつけの時間潰し


元々いやなことがある時には楽しいことや好きなことをセットするようにしていたので、嫌な病院と大好きなスーパー銭湯を合わせてプラマイゼロ理論


まったりした後は、いよいよメインイベントの受診

午後13時に行った時は座る場所がないほどの人人人!

こんなの受診する人がいるのか〜と感心するほど


16部屋ある診察室はどれも甲状腺内科と甲状腺外科らしい

一番診察室で呼ばれて担当の先生は院長先生らしく、看護師さんからは院長と呼ばれていた

とても優しく、話をよく聞いてくれて安心感のある先生だった


「紹介状とエコーは見ましたよ

とりあえず採血と、うちでもエコー検査を受けてもらってまた後で診察しましすからね」

と最初は3分くらいでおしまい。

そのあと採血→エコーを待つ。


採血からエコー終了まではすごく早かった。

30分くらいで終わったけれど、採血の結果が1時間くらいかかるからと順番が来るまで確認くんと言うスマホから自分がいつ呼ばれるかチェックできるシステムがあるのでそれを見ながら近くの散策


すぐ近くにある石川県のアンテナショップでお買い物している間に30分はあっという間


再度呼ばれて診察室へ


「小さいですけれど、甲状腺の左側に小さな腫瘍がありますね。外から触ってもわからないぐらいです。エコーで見てみると形が綺麗ではないので悪性の可能性がありますよ。

悪性かを確かめるために生検をしましょう。

大丈夫、もし悪性だったとしても甲状腺がんは命を奪うものではありません。それにこれだけ小さいですし、そんなに心配しないで大丈夫ですよ。

あとはバセドウ病が隠れていますね。ホルモン値は正常なので治療する必要は今のところはないですよ。」

と強張った顔の私を気遣うように優しく話をしてくれた。


前のクリニックの先生にも形が悪いとは言われていたからやっぱりそうなんだな…と胸がギュッっと締め付けられる感じがした。

先生が話をしてくれている間旦那さんはずっと私の腰に手を当てて「大丈夫だよ」って言ってくれているかのようにポンポンと触れていてくれていた。

とても心強かった。


生検の予約が混み合っているという事だったが、これまたとっても優しい、そして安心感のある看護師さんが生検の予約を早めにしましょうと、三週間後にとってくれた。

同じ日に造影ctの予約もしてくれたけれど、喘息持ちなので造影はせず通常のctの予約をしてその日はそれでおしまい。






前日はあまり眠れず。


仕事の忙しさで日中不安な気持ちは紛れるも夕方になるにつれ、早く結果を聞きたい気持ちと、怖い気持ちが相まって気持ちが悪くなる


定時で終わらせ、家まで旦那さんを迎えに行きそのままクリニックへ。

結構混んでいたので旦那さんは車で待機


混んでいることもあってとりあえず結果は私だけが聞きに行くことにした


待っている間は心臓が苦しくなるくらい緊張してぎゅっと握った手は汗ばんでいた


先生に言われたことをちゃんと旦那さんに伝えられるようショックなことを言われてもちゃんと聞くことと、何回も自分に言い聞かせていざ診察室へ


ダンディイケメンの先生を言ったことを箇条書きにすると

・甲状腺は腫れていたり大きくなったりはしていない

・左側の甲状腺に腫瘍らしきものがある

・大きさは3mm×4mmととても小さい

・ただし形が悪いもののように思える

・大きな病院を紹介するのですぐにでも行ってください

・表参道にある〇〇病院と言うところを紹介します

・紹介状は今日すぐにお渡しします

とのことであった


エコーの結果をもらうとそれには甲状腺乳頭癌の疑いと書いてあった

表参道の病院は医療従事者なら誰でも知っている甲状腺では有名な病院だった


その後のことはあんまり覚えていない

紹介状とエコーの結果を持って旦那さんの待つ車に急いで戻る

泣くつもりはなかったけれど、旦那さんの顔を見て安心したのか甲状腺のがんかもしれないってと言った瞬間涙がブワッと溢れ出た


その日は7月2日だった