足跡 | 副住職&若坊守の奮闘日記【第二章】〜住職&坊守編〜

副住職&若坊守の奮闘日記【第二章】〜住職&坊守編〜

浄土真宗本願寺派のお寺の副住職&若坊守がお寺の日常をつづって参りましたが、一昨年より急遽、住職&坊守の立場となりました。
より奮闘する日々を、気ままにつづって参ります。



昨日、浄福寺・正玄寺のお盆参りが終わりました。


生前、前住職が担当し、参っていたお宅も全てお参りさせていただきました。


13日・14日には、盂蘭盆会の法要を、大勢のお参りを賜りお勤めいたしました。




以前のブログでも書きましたが、昨年は初盆のご家庭のみのお参りとなり、皆様に大変なご迷惑をおかけしました。


今年は私なりに、一軒一軒のご門徒宅を、丁寧にお参りさせていただきました。


皆さま、本当に心待ちに、お仏壇の準備を整え、待っていてくださいました。


「これ、前住職さんの好きだったお菓子です。」


「前住職さんは明るくて気さくで、たくさんのお話をしてくださってましたよ。」


「新しい住職さんも明るく話しやすくて良かったです。」


「お得度された坊守さんが来られると思って楽しみに待ってましたのに(笑)」


etc.




地図を購入するところから始まった今年のお盆。


前住職の足跡を辿り、前住職とご門徒との絆を知ることができました。


お参りさせていただき、本当に良かった。


皆様とお会いし、お話ができ、本当に有り難かった。


たくさんの気付きをいただき、尊い時間を過ごせました。



また、留守を守ってくれた坊守に感謝。


三太郎が夏休みであるため、ご門徒宅へのお参りは叶いませんでしたが、盂蘭盆会には法衣を着て出勤し、日中は、しっかりと留守を守ってくれました。



そして、三太郎。


夏休みらしいところへ、どこにも連れて行ってあげることができませんでした。


嫌な顔もせず、愚痴一つ言わずに、兄弟仲良く、それぞれの夏休みを過ごしました。





ご門徒、有縁の皆さま、家族のみんな、


素晴らしいご法縁を結ばせていただき、ありがとうございました。


深謝。




今後ともどうぞ宜しくお願いします。





なんまんだぶつ、、、   (住職)