在家報恩講 | 副住職&若坊守の奮闘日記【第二章】〜住職&坊守編〜

副住職&若坊守の奮闘日記【第二章】〜住職&坊守編〜

浄土真宗本願寺派のお寺の副住職&若坊守がお寺の日常をつづって参りましたが、一昨年より急遽、住職&坊守の立場となりました。
より奮闘する日々を、気ままにつづって参ります。

昨日が本年最初の法務でした。


長地(おさじ)というところに午前、午後と在家報恩講のお参りに。


在家報恩講とは、門徒さん宅のお仏壇で勤まる報恩講のことです。





標高の高い地域。


な、なんと!





見事な雲海に遭遇 (@_@)


とっても綺麗でした♪



うちのお寺では伝統的に、在家報恩講は全ての門信徒宅へはお参りしません。


こちらから強制的に出向くのではなく、門徒さんが自発的に僧侶を招いてお勤めされます。


過疎化などの事情から、時代と共に報恩講をご自宅でお勤めされる門徒さんは減少の一途ですが、お参りしますと有り難く、尊い時間が流れます。


『正信偈』「行譜」(『和讃』6首引き) → 法話 → 『御文章』 の流れです。


お正月ですから、親戚も集まって賑やかに勤まります。


この伝統をなんとか残したいです…


できれば復活していただきたいです…


新たにお勤め…


そんな勝手な想いを抱きつつ、新年最初の法務をお勤めいたしました♪








ところで新発意(しんぼち)さん!!

リュックなんか背負ってどこに行くんですか~??







つづく








なんまんだぶつ、、、      (副住職)