ママが寝かしつけるのに40分程度かかるのに対し、
約6分間で寝かしつけが出来る電動揺りかごが商品化された
お話しを聞きました。
一般家庭の生後2か月の赤ちゃんにそのゆりかごを試してもらったところ、
通常の寝かしつけだと29分31秒かかった赤ちゃん。
オムツを替えてリフレッシュしてこの電動ゆりかご使ったら、
結果5分36秒で眠れたというのです。
ゆりかごの揺れの回数をママの心拍数に近いリズムを採用したことで
あっという間に眠るベッドになったというのです。
確かに、科学的には間違っていないし、
眠るという目的からすれば達成してます。
でも、、、、、
眠ればいいってものだろうか・・?
私も幼い時、母が添い寝してとんとんってリズムをつけて
眠りに誘ってくれようとしたことを覚えています。
そして、
とんとんする母の手が次第にゆっくりになって
その内に止まって母の方が
深~い眠りについていたことを思い出すことができます。(笑)
その時の母のぬくもりと安心感
例えその時、眠かしつけるという目的を達成できずとも
赤ちゃんは大事なものを感じとって
人は確実に人になっていくように思うのです。
科学的には正解の「ゆりかご」
時には、
そのチカラを借りるものいいと思うけれど、
目的達成主義だけでは育めない
大事なものが横に置かれてしまうように少し思えるのです。
目的達成発想に適した商品・サービス
それでは合点がいかない商品・サービス
ビジネスの中で大事にしたいもの
そのあたりにも
男女の隙間があるようにも思います。
感性を大事しながら
目的を達成する
違和感を無視しないで
目的を達成する