「考え方」の「質」は、人生に大~きく影響します。
質の良い考え方とは、一体どんな事でしょうか。
私がビジネスを始めてまだ間もないこ頃のことでした。
仲間のひとりが、
ルールに反することをしたことがありました。
ルールとは、それぞれの環境で決まっている
小さな法律です。他の場所では、まったく通用しなくても
その環境に所属している間は、そのルールに添うことが必須。
校則などもその例です。よいとか悪いとかではありません
ルールに反する・・う~ん、それはちょっと・・
それを聞いた誰もが、うなってしまいました。
ルールに添えば、
このままでは、その仲間は契約解除、職を失うことになるからです。
誰もがうなったまま、し~んと静まったその時に、
一人の経営者が声を発しました。
「確かに、〇〇さんのしたことはイケない!
でも、それはその「行動」にあって、その人の人格そのものではないから」
と
緊張していた空気が一気にほどけました。
「行動は罰して、人格は護る」
質のよい考え方から生まれた、人を育てる対応です。
この考え方は、
人をきらきらに光を放ち育てて行きました。
当事者も、そしてそこに居合わせた者も同時にでした。
~「上質な考え方」を語る出来事のひとつより~