□ぴーまんのお話
マクロビオテックで使う素材の解説です
第22回は ピーマン のお話
【 唐がらしを改良して誕生 】
ピーマンの名前は唐がらしを意味する
フランス語の『ピマン』に由来。
原産地は熱帯アメリカ。
ヨーロッパで唐がらしを改良して
誕生したピーマンは辛みのない品種。
日本で栽培が始まったのは明治時代だが、
なかなか普及せず。
一般家庭で食べられるようになったのは戦後で
食生活の洋風化とともに消費が急増
緑のピーマンは未熟果を栽培したもの。
赤ピーマンは、通常の緑ピーマンを
完熟させたもので品種ではない。
緑のものより甘さが増している
【 ピーマンのミラクルパワー
】
動脈硬化予防
免疫力強化
夏バテ防止
疲労回復
緑のピーマンは栄養的評価がトマトとよく似ている。
トマト の約4倍のビタミンC(抗酸化作用・がん予防)は
加熱しても崩れにくいだけでなく、
油と炒めることでカロテンの吸収率も高まり
夏バテ防止に最適の野菜。
ビタミンE、カリウムを多く含む。
最近注目されているのは、においの成分ピラジン。
血液をサラサラにして血栓や血液凝固を防ぐため、
脳梗塞や心筋梗塞の予防に有効的。
緑種は貧血予防効果のあるクロロフィルが含まれている。
続きはまたあした・・・