いよいよ今日はモロッコに渡ります。
モロッコには4年前にマラケシュに旅行したんですが(その記事はこちらから)、
船でスペインから渡るとなると、また違うロマンを感じるってぇもんです。
マラガから、アフリカ大陸行きの船が出るタリファまで車で2時間半くらい。
タリファでは時間が無かったけど、これまたイスラム時代っぽい史跡が残っているのが港からでも見えます。
タリファの港。
簡素な港といえど国境を越えるので、出国手続きをします。
いよいよ乗船!
40分くらいの航行ですが、スペインからモロッコへ、ヨーロッパからアフリカへ渡ると思うと興奮します。
しばらくすると、モロッコが見えてきます
着きました!
着いて船から出るなり、炎天下の下並ばされてパスポートチェックがあったり、急な階段を登らされて(エレベーター無し)入国させられたりとか、いきなりバリアフリーじゃない世界が広がります。。。
メディナ(スークとカスバの入った旧市街)に隣接したホテルにチェックインして、さっそくメディナに繰り出しますよ!
マラケシュのメディナのように、もっと観光チックな店がずらずら並んでいるんだと思っていたら、地元の人が買い物する店が圧倒的に多くて、そこまで観光に頼っている感じは無かった。
バブーシュやカフタン、籠バッグ、タッセルのついたグッズとか、私的なアイテムもいっぱい売っているんだけど、前のモロッコ旅行で堪能したからそこまで食指が動かず。
今回「欲しい!」と思えたのは、子供用のカフタンやチュニック。
子供用でもちゃんと刺繍してあって可愛いです。これは他じゃ買えないわ。
子供用のバブーシュも可愛かったけど、歩きにくそうだからパス。
買い物の際、無駄にカタコトのフランス語で会話してみるアタシ。
トルクメニスタンで、どうにも覚える気の起きないロシア語といつまでも上達しないトルクメン語で暮らしてオットの通訳頼りの生活なので、たまにはオットのできない言語を話したいのだ!!笑
オットは「ボーン」シリーズが好きなんだけど、「ボーン・アルティメイタム」のロケ地だ!ということで、シーンに出て来たような迷路のような小道にわざと入っては喜んでいました。
でも以外とこぢんまりしたメディナだから、迷おうとしてウロウロしても以外と知ってる道に出ちゃったりするのだけど。
青い街シャウエンじゃないけど、青っぽい壁のエリアもあったり。
意外とパパッと見れたので、メディナを出て新市街の方へ。
ブラブラ歩いていたら、これまた主人の行きたかった「ボーン・アルティメイタム」に登場したカフェ・ド・パリにぶつかりました。
運よく、外の席が空いていて(映画でも道沿いの席に座るので)、アーモンドジュースとかミントティーを頼む。
メニューも注文もアラビア語かフランス語のみ。素敵だわ
スペインでずっとお茶ライフが酷かったので、美味しいミントティーでホッとする。短いモロッコ滞在中、私はひたっすらミントティーを飲みまくったのでした
カフェを出てからさらに歩くと、なんと4年前のモロッコ旅行でも通ったスーパーマーケットチェーンのAcimaを発見!
入ってみると、マラケシュのそれより規模がかなり小さかったけど。
まぁ安く手に入れる予定だった、アルガンオイルやクスクス、お土産用のガスールや美容用のアルガンオイルなんかは売ってたから良かったものの、量り売りで買いたかった塩レモンとかは無かった〜。
以前にAcimaで買った、イスラミック柄のテーブルクロスとかエプロンとかがまだ売ってたのは笑ったな。
夕食は、有名店らしいHamadiへ。
中に入ると、かなりゴージャスなインテリア。生のモロッコ音楽の演奏もありました。
頼んだのはモロカン・サラダとハリラ・スープとパスティーリャとラムとプラムのタジン。
う〜ん、でもなんか普通でした。サラダは塩が足りないし、ハリラはサラサラすぎるしー、パスティーリャもなんか自分で作った方が美味しいような気がする。雰囲気だけなのか?
タンジェ、初めてモロッコに行く人がヨーロッパから渡ったら十分エキゾチックなんだろうけど、すでにモロッコに行ったことがある人には小さすぎて何をしていいやらって感じかもしれないですねー。