オマーン・カルチャー・ウィーク | スパイシーdays

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有楽町にて開催されている、オマーン・スルタン国大使館主催の「オマーン・カルチャー・ウィーク」に行ってきました

オマーン。。。
高校生の時にその名を聞いた時(友達にオマーン人のペンパルがいた)には、
「アラビア半島の南端。。。なんて遠い・・・!」
と思ったものだけど、イエメン留学が決まった今となっては、自分が暮らす国のお隣!なのだ。

そしてアラビア語の先生によると、石油が出て経済的に豊か(イエメンと違って)であるのに、UAEやサウジなどのような成金ぽさはなく、アラブの伝統や人々の素朴さも残っていて、治安もよく、景色もよく、とっても良いところなのだとか。

そんなオマーンと日本は、今年国交開始して40周年なのだそうです。
友人には何度も語ってその度に首をかしげられているけど、個人的には「sultanate (=スルタン国)」って名称がなんともタマラナイYO

さぁさぁ、会場に行くと。。。
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ドドーンと、城壁を再現した壁と国旗が出迎えてくれました。
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そして、隣にはやはり。。。アラブ関係のイベントでは欠かせないよね。テント型パビリオン。
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テーブルには当然、お客様を歓待するためのローズ水。

最初のコーナーはイスラーム関係。
主にクルアーンの写本などが展示されてました。
あまりに壮麗なイスラム美術の次々に、マニアック魂発揮して激写しまくり!

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字だけで花の模様みたいにしているのが面白い↓
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なんだか勉強熱心な人のノートみたいにいろんな方向から書き込みがある↓
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あと、一番のお宝!
預言者(と言ったらこの場合はもちろんムハムマドSASのことですよ)からオマーンの人々に向けて送られた書らしいです↓
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なんて書いてあるの~~?!2行目までしか分かりませぬ。誰か訳~!!
羊皮紙に書かれて、こんな箱(インドのお香入れみたい)に入って送られてきたのかしら↓
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いいのかしら、こんな貴重なもの、さらっと置いてあって。。。


その先には、オマーンの工芸を展示するエリア。
職人さんが来ていましたが、私が行った時間帯には作業のデモンストレーションはしていず、ひたすらお茶してダベっていた。。。w

テントなどに使う織物用の織り機↓
6808052_913652099_90large.jpgイエメンでもこういう手工芸を習えたらいいなぁと密かに狙ってます。

銀細工↓ イエメンと同じで、このJ字の刀ジャンビーヤを付帯するのですね
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さらに先のブースは、とっても楽しいファッション関係。
民族衣装や、金&銀のアクセサリーなどが展示されてました。

男性の民族衣装はアラブ全域と変わり栄えしないけど、女性のは様々
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なんかインドのサリーみたいな色合い。形もサルワール・カミーズみたいですね↓
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こちらもサルワール・カミーズのようなワンピースと細身のパンツの組合せ↓
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顔周りの装飾品がすごいです↓
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細部のビーズ刺繍。嗚呼、こういうの鼻血が出るほど好き
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黒くて一見地味かと思いきや。。。
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透ける生地の下にばっちりとギラギラカラフルな刺繍が!
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この色使い、とっても好みです

うーーん、これはぜひイエメンから足を伸ばしてオマーンに遊びに行って、一着作らねばなぁ。。。(妄想モード突入)

と、思っていたら!!
こんなキラキラの衣装をばっちり着こなした濃厚オマーン美女登場

死ぬほどフォトジェニックだけど、アラブ女性だし。。。写真撮っていいのかしら、ダメかしら。。。とか思っていたら、これまた豪華絢爛なグリーン&ゴールドのテントに手招きされました。
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↑特にこの、左にいる女性がレバノン女優(&監督)のナディーヌ・ラバキ似で激美女でした
着ている民族衣装もショッキングピンク&黒のシースルーという、なんとも好みの色合いで、その派手な色がまた大変お似合いで。。。

そんな美女たちに、ヘナで模様を描いてもらえました。
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うう。。。もう、美女の傍に行けただけで心拍数うなぎ登りでした

蜘蛛「おきれいですね」 美女「ありがとう、あなたの名前は?」蜘蛛「蜘蛛です、あなたの名前は?」美女「”信心”です」
・・・なーーんていうウレシハズカシな会話をアラビア語でしているうちに、アッちゅーー間に美女はサラサラサラ~~っ!と模様を描いてくれ、私の名前もアラビア語で入れてくれました

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ま、予想通り、私のリアル名前、アラビア語には表記する音が無いので「シカ」になっちゃってるケド(無理矢理すれば表記できなくはないけど、そこまで浸透してない)
いいのだ、数十秒の間に美女と同じ空気を吸えただけで満足っス
全然満足ッス来て良かったッス
いやぁ、、、あんな美女だったらねぇ、そりゃラクダ何十頭とか貢いじゃうよ、私が男だったら。。。いや、女でも彼女が来てくれるんなら、貢いじゃうって。そして毎日着飾らせて眺めちゃう。(妄想モードその2)(って、変態?)


その後も美女をチラ見しながら、観光地の写真パネルなどを眺めました。

歴史的遺産や立派なモスクや↓
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他にも海も竜宮城のようにキレイで、世界中からダイバーが訪れるそうです。

は~~。。。
知り合いの知り合いの日本人女性が2人、オマーン人と結婚していると聞いたが。。。
いやいや、オマーンで暮らすのって良さそうだね!!
イエメンて一生暮らすのはどうかしらって感じだけど、オマーンなら住環境良さそう。。。
イエメン留学中にオマーンに遊びに行って、オマーン人と出会って向こうで暮らすか???(妄想モードその3)(一人鼻血)

。。。とにもかくにも、琴線かき鳴らされまくりなオマーン展でした。

(外の会場では「ストラスブールのクリスマス市」なんてのもやっていたが、心が南アラビアに飛んだ私が華麗にスルーしたのは言うまでもない)