フィレンツェ再訪 【地中海クルーズの旅③】 | 女郎蜘蛛のトルコ生活@イスタンブル

翌日、クルーズ船はリヴォルノ🇮🇹の港に到着しました。

 

 

 

リヴォルノって今回はじめて聞いた地名ですが、ピサやシエナ、そしてフィレンツェに近い港町なのですね。

 

 

 

というわけで、「いかにもトスカーナ地方!」という感じの田園風景を、1時間半🚌バスでひた走ってフィレンツェに向かいます。

 

 

 

 

ますは、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前から散策開始〜👟

 

 

 

この近くには、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局という13世紀創業で世界最古の薬局💊があって、

 

フィレンツェから仏王🇫🇷に嫁いだカテリーナ・デ・メディチのために、ここが考案したものが世界最初のオー・デ・コロン香水なんだとか。


テーブルマナーとか香水とか、今でこそフランスが本場!と思われているモノの多くがイタリアから来たんですね

 

 

薬局の製品は仏貴族たちを虜にし、カテリーナより時代がだいぶ後のナポレオンも愛用したそう👀

 

私が友達の家で一匂い惚れ👃飛び出すハートして以降、 愛用しているポプリも、実はここのものです。

 

 

 

 

そこから中心部へ向かって歩くと、見えてきましたよー!

 

 

 

ドゥオモこと、サンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂‼️

 

 

 

地上から撮した写真だと分かりにくいですが、この↓フィレンツェのランドマークの教会です。

 

 

 

フィレンツェに来たの2回目ですが、「こんな綺麗だったっけ❗️」と思いました。

 

 

 

真っ白な大理石に、色とりどりの大理石を象嵌した外観は、ちょっとタージマハル👈にも似て(この比喩ダメかなw)明るく壮麗で目を奪われます。

 

この日は日曜日で観光客は入れない日でした

 

 

その向かいにあるのは、ダンテも洗礼を受けたという、サン・ジョバンニ洗礼堂

 

大聖堂と同じ大理石でできていますが、もっと古くて12世紀に現存の姿になったそう。


 

 

ミケランジェロが「天国の扉」と呼んだブロンズの扉はここのものですが、今あるのはレプリカ。

 

内部は黄金のモザイクで覆われていて、たしか以前フィレンツェに来た時は見学した記憶がありますが、この日は閉館日でした。

 

 

 

そのまま少し歩いて、ヴェッキオ宮殿

 

メディチ家の住居であった時期もあり、今でも色んな映画の舞台になっていますよね。

 

 

 

周囲は彫刻などのアートで溢れていますが、

 

 

 

一番人気なのは、やはりこの方。ミケランジェロ作のダヴィデ像

 

もともとここに設置されていたものですが、本物は美術館に移され、現在ここにあるのはレプリカ。

 

 

 

このダヴィデ氏、中世も今もフィレンツェの象徴的存在

 

お土産屋さんには、着ただけで彼になっちゃうエプロンとか、履いただけで局部が彼になっちゃうおパンツ凝視とか、マグネットとか、まぁ色々あります滝汗 ま、まぁ人体の理想形らしいしね

 


 

 

こんな画像載せたついでに書いちゃうと、

 

時代考証的にダヴィデ王は絶対に割礼をしているはずの人物ですが、この像の局部は生まれたままのお姿👀なので、理由をめぐって議論があるようですよ🤔

 

割礼文化を持つ宗教に属しているもんで、つい反応💦

 

 

気を取り直して💦 ヴェッキオ宮殿の中に入ると、アトリウムのまわりの回廊がとても美しい。

 

ボローニャ大学👈の回廊を、ちょっと思い出しました。

 

 

 

宮殿内部にも、そのお向かいのウフィツィ美術館にも、今回は入っている時間がないので素通り💨

 

ウフィツィの目玉であるボッティチェリの『ヴィーナス誕生』はとても好きな絵画で、以前ここで観た時はその大きさに驚いたものです。画集で見てるとサイズ感わからないのよね

 

そしてそのヴィーナスふんわりウイングにも、こんなお土産エプロンで変身可能ですニヤニヤ

 

 

 

そのまま川べりに出ると、目の前にはポンテ(橋)・ヴェッキオ

 

めっちゃタイムリーにそれっぽいカップルが写真に写り込んでくれた👍

 

 

橋の上は、メディチ家の命により、今も貴金属屋指輪さんが並んでいます。

 

前に祖母とここに来た時は、母へのお土産にゴールドの🐞ピアスを買ったなぁ。

 

 

 

 

橋の対岸で、店頭でピザ生地がこねられているのを見たら急にお腹が空いてきたので、入ることにしました。

 

ポンテ・ヴェッキオとアルノ川のヴューの素晴らしいお店。味もサービスも満足です✌️

 

イタリアはムスリムでも子連れでも食べ物で困らないから、本当に旅行しやすいと毎度思う💕


 

食後、ぶらぶらと川沿いを歩いてまた別の橋を渡り、

 

 

 

やってきたのは、ドゥオモの裏側に位置する、サンタ・クローチェ教会

 

 

 

イタリアが生み出した世界的な偉人たちのお墓があるので、見てみたかったんです。

私の旅行、お墓めぐりが多くないか?汗

 

 

 

ガイレオ・ガリレイ🌍(左)、ミケランジェロカラーパレット(右)のお墓。

 

 

 

マキアヴェッリ📓(左)、ロッシーニ🎻(右)のお墓

 

 


ダンテのお墓は、墓碑だけのもの。

本物のお墓は、以前行ったラヴェンナ🇮🇹👈で見ました。

 

フィレンツェ生まれのダンテは、故郷を生涯追放されラヴェンナで没したけど、ここに形だけのお墓が作られたのですね。

 

 

 

そんなこんなで、ジェラートを食べて涼んだら、もうバスに乗って船🛳に戻る時間。

 

何度来ても、またゆっくり見たいなぁと思わせる、素敵な街ですねフィレンツェ。

 

 

 

次の寄港地は、マルセイユ🇫🇷です🚢