温泉つきホテルとフリュギア遺跡【アフィヨン旅行記④・完】 | 女郎蜘蛛のトルコ生活@イスタンブル

アフィヨンのもう一つ有名なもの、それは温泉♨️ラブ💕

 

中心地から少し車で行くと、温泉つきの大きなリゾートホテルが何軒も立っています。

 

私たちが今回泊まったのは、Korel Thermal Afyon

 

 

 

男性用、女性用、家族用(=男女混合)の3つのエリアに分かれていて、それぞれに複数の温泉やプールがあり、温泉療養のためのクリニックも併設という、かなりの巨大施設。

 

日本の温泉みたいに、自然に溶け込む感じとは方向性がちがって……😅ちょいラグジュアリー系?

 

スパ内の写真撮影は禁止のため、画像はお借りしています

 

 

こちら(↓)は女性用の温泉。

あ、ちなみにトルコのこういう施設、男女が分かれていても水着着用👙🩱で入りますよ✋

キャップも必須。

 

 

 

女性用の温泉の、隣の部屋にある大きいプール🏊‍♀️。

 

 

 

さらにその奥の部屋には、ウォータースライダーまであるプールがさらに。

 

この部屋にもミニ温泉があるので、子供はプールで遊び、親は子供みながら温泉に浸かってられる照れという、素晴らしい配置✨

 

 

 

温泉とプールを出たところには、もちろんハマム(トルコ伝統のスチームバス)も。

 

 

 

朝と夜の二食🍽+ティータイム☕️が部屋代に込みで、ゲームセンターやら子供の遊び場、売店、カフェまであり、ホテル内ですべて事足りるようになってます。

ほぼオールインクルーシヴみたいなもんですね

 

部屋の中は、温泉の熱なのか寒い季節でも暑いくらいで、寒がりの私には嬉しい💕

プールもトルコの一般的な水温(私的にはかなり冷たい)より高く、子供が風邪ひく心配も無し✨

 

これは冬の休暇にでも、温泉目的でまたアフィヨンに行かねばです❗️

 

薔薇の産地ウスパルタに近いので、ダマスクローズがホテルの散歩道に満開でした。良い香り💕

 

 

アフィヨンの見所でもう一つあるのは、フリュギア王国時代の遺跡が残るフリュギア渓谷 Frig Vadisi

 

 

 

フリュギアって、日本の学校の世界史ではあまり取り上げられない気がするけど、

 

紀元前8世紀ごろにトルコ内陸部に存在した国で、「王様の耳はロバの耳」の逸話となった王がいたり、アレクサンドロス大王の解いた「ゴルディアスの結び目」があった国です。

 

渓谷のかなり広い範囲にわたって、岩を掘って作られた神殿やお墓、お屋敷のあとが残っていました。

 

 

 

「世界最古のマンション」と呼ばれる、岩の中に4〜5の階になった部屋がある王の住居跡。

しかも、私が顔を出している4階の部屋には、穴のあいたトイレまであった。なぜ高層階から垂れ流す……

 

 

 

王の墳墓と考えられているライオン🦁を彫った岩、貴人の墓と考えられている蛇🐍(?)を掘った岩

 

私には蛇の岩もライオンの横顔に見えるんだけど?

 

 

他にも教会跡とか要塞跡とか色々あったのですが、ぜんぶただ穴の空いた岩にしか見えないので割愛。

 

このあたりを移動中は、家畜ご一行様によく遭遇しました。

 

 

 

というわけで、ケシ畑目的で行ってみたら、歴史に食に温泉に♪と魅力満載のアフィヨンでした。

 

アフィヨン旅行記、これにて 完。です!