イスタンブルの郊外、マルマラ海に浮かぶ列島アダラルAdalar🏖で、海遊びをしてきました。
トルコ人が単純に「アダラル(=島々)」と呼ぶここ、欧米や日本ではプリンスィーズ諸島Princes' Islandsとして知られています。
プリンスの複数形Princes'🤴で、プリンセスprincess👸じゃないですよ
ビザンツィン時代に王族が島流しにされる場所だったことに由来します。
↑マルマラ海にポツポツと浮かぶ列島です
今のアダラルは可愛らしい別荘やペンションが並び、イスタンブルから気軽に行ってリゾート気分を味わえる都会のオアシス的な存在です。
イスタンブルっ子は、アダラルでピクニックしたり、泳いだり、散策したりするのがみんな好きです。
19世紀中盤ごろから、富裕層の別荘地になり始めたそうです
イスタンブルのいくつかの埠頭からアダラル行きの船🛳が出てますが、新市街🏙に暮らす私たちはベシクタシュ埠頭から乗ります。
今回は、同じレジデンスに住む日本人の2ファミリーと一緒。
子供5人の大所帯で、船の中でチャイとスィミット🍩の朝ごはん食べながら移動。
向かったのは、9つある列島の中で2番目に大きいヘイベリ島Heybeliadaです。
1時間半ほどで到着しましたが、島内の別の場所に移動するために、また小舟🚣に乗ります。
島内は自動車の使用禁止🚗🈲なので、以前は馬車がめちゃめちゃ普及🐎してたんですが、動物虐待だという抗議を受けて、一昨年から禁止になって姿を消しました。
抗議活動に遭遇したことあるけど、激務と酷い扱いのため激やせして若年で突然死する馬ばかりだったとか
島のシンボルという側面もあったので、廃止を寂しく思う人も多かったかもしれませんが、私は万々歳です‼️
だって、馬車が活動していた時代、島中に馬糞💩の臭いがして、私にとってアダラル=クサい て印象しかなく💦アダラルが好きじゃありませんでした。
オットが「アダラルに別荘買うか?」「アダラルのペンションに泊まろうか」なんて言っても断固拒否してました
馬車は思い出のモニュメントになってました
というわけで、今は島内の移動に、電気自動車か、ゴルフ場カートか、オート三輪の荷台みたいな(↓)タクシーか、小型船などで移動することになっています。
やって来たのは、今年オープンしたばかりのウォーターパーク、Cevahir Aqua。
プライベートビーチと、ウォータースライダーのあるプール、子供プール、レストランなどを整備した施設です。無料招待状📨をたくさん頂いてたのでした!
まずは子供プールへ。
4〜7歳のうちのグループの子供たちには少し幼稚なプールですが、友達と一緒ならこれでも延々と遊べます 危なくないから親も座って見てられてラク♬
スライダーも立派でしたが、子供たちには危ないので、今回は誰も利用せず。
そしてビーチへ‼️
むかしヘイベリ島で泳いだビーチは石ころでしたが、ここは人工的に敷いたのか、細かく柔らかい黄色い砂のビーチ🏝で、ビーチシューズ無しでも安全でした。
海水も、イスタンブル近郊とは思えないほど綺麗✨
気温30℃いかないくらいの曇りがかった晴天🌤でしたが、海水はけっこう冷たかったです。
でも、今年は例年ほど海のリゾートに行けてない我が家なので、私もたっぷり入りました💪
海と砂浜で遊んでから、敷地内のレストランでランチ。
ピザ🍕とハンバーガー🍔を食べると言うからたくさん頼んだのに、結局フライドポテトしか食べない子供たちまぁ、友達と一緒だとこんなもんよね。
レストランは会計や受取のシステムが出来上がってなくて、カオスでした。要改善。
レストランの裏は、ボドルムかギリシャにリゾートに来たか?って雰囲気にちょっとなってました。
アダラルの島内は、どこもブーゲンビリアが満開で綺麗です。
こんな↓リゾート感あふれるビーチチェアもずらりと並んでいるのだけど、砂浜の上じゃないので、子連れでは座ってゆっくりするタイミング無かった💦
年に2回、我が家からも渡っていくのが見えるコウノトリ(たぶん)の群勢ですが、今日が移動の日だったらしく市内からアダラルに飛来してきて壮観でした。
食後も、船の時間ギリギリまでプールで遊んだ子供たち。
11時半ごろに着いて17時までいましたが、「また海入りたい」「もっとプールいたい」とか言って、ここで何時間でもすごせそうでした。
パークから埠頭まで戻ってきて、船の待ち時間でアイスクリーム休憩🍨
という感じで、丸一日たっぷり遊び倒した子供たちでした‼️
アダラル、こういう施設があるならまたちょこちょこ行っても良いなと思いました。
馬糞臭ももう無いしね(←しつこい)