イランのイメージを塗り変えた?ピンクモスク【イラン旅行②】 | 女郎蜘蛛のトルコ生活@イスタンブル

さてシーラーズشیراز観光のはじまりです。

 

 

 

まずは、シーラーズで1番行きたかったナセーロル・モルク・モスク Masjid-e Naseer Ol Molk مسجد نصیر الملک(↓)!

 

最近SNSなどで取り上げられて有名になって、「ピンクモスク」「ローズモスク」とか呼ばれているところ。

 

 

 

あまりの美しさに、多くの人にとって「怖そう」一辺倒だったイランのイメージが「綺麗だから行ってみたい」に変わったほど、イランの好感度に貢献した場所。

 

薔薇好きの私は、ここ何年か、このモスクのタイルを携帯の壁紙📱にしていました。

 

 

 

 

でも、20年前に学生旅行でシーラーズに来た時は、なぜかここに来なかったんですよねぇ。

 

なので、ここを見るためにもイランを再訪したかった、と言ってもいいくらい❗️

 

 

外門からして、ピンク色の薔薇の描かれたタイルが貼られ、素敵です〜ピンク薔薇

 


 

中は、ロの字状にら並んだ建物に長方形の池が囲まれるという、典型的なペルシア庭園になっています。

 

 

 

建物の外壁は、どこもかしこもピンクや紫で薔薇などの花を描いたタイル🌷ピンク薔薇でびーーーっしりと埋め尽くされてます乙女のトキメキ

 

 

 

 

 

 

 

天井も。

 

 

 

門のムカルナスも。

(ムカルナス=預言者が最初の啓示を受けた洞窟を表した、凸凹状の装飾。各地のイスラーム建築に見られます)

 

 

 

なんつうガーリーさ。

 

 

 

このモスクは、ガージャール朝の統治者、ナセル・アルムルクことミルザー・ハサン・アリが 18世紀に自分の父親の埋葬場所として建てたそうですが、

 

我らのドライバー兼ガイド氏は、世継ぎ👶ができず悩んでいたら夢でモスクを建てろというお告げを受けた乙女のトキメキため建てた、という説を説明していました。

 

 

 

ちなみに、こういうオカメインコと花赤薔薇のモチーフは自然豊かなシーラーズを象徴するそうで、こういう柄でパステルカラーのタイルはここシーラーズにしか見られないそう。

 

同じようなモチーフですが、どこの面もちがう図案になっていて、ため息が出ます😩

 

 

 

 

鳥🕊と花🌹といえば、イスラーム文学では熱烈に愛する者と愛を受ける者、さらには神への愛を意味しますが、それと繋がり…あるのかな🤔

 

 

 

さていざ、モスク内へ。

 

門から見て、右手側が冬に使う場所、左手側が夏に使う場所となっていて、窓の大きさが違います。

 

 

 

このモスクのもう一つの見所はステンドグラス乙女のトキメキ

 

 

 

カラフルなガラスから差し込む光が、なんとも幻想的。。。

 

 

 

巷にはこんな写真が出回っていて、ここに行けば誰でもこんなバエ写真が撮れるのか!と思ってしまうけど、

 

 

 

実際は、国内外からの観光客でめちゃくちゃ混雑してて、ステンドグラスの前はつねに人垣!

 

 

 

なんとか、前の場所を確保することはできましたが、本当はもうちょっと引いた構図で撮りたいのに、人がいすぎて無理…😥

 

 

 

 

ガイド氏が「朝早く行かなきゃ💨」と言っていたのは、このためだったのですね。

光の差す角度の関係かと思ってた私。でも早朝でも混んでるという証言もあり。

 

 

モスク内も薔薇模様と青のタイルで覆われていて、それがステンドグラスからの光に照らされ、

あまりにも幻想的✨

 


 

壁側の青系のタイルも、爽やか。

 

 

 

ミフラーブ(メッカの方向を表す窪み)は、モスクの一番大切な場所ですから、これでもか!というような見事なタイルでぎっしりと覆われていました。

 

 

 

もうもう、どこもかしこも隅々まで美しすぎて、華麗で豪華で可愛らしくて、とにかく圧倒された!の一言でした。

 

間違いなく、世界で最も美しいモスクトップ5に入りますね。

 

 

 

モスク内のミュージアムショップでは、かなり質の高い細密画やカリグラフィー、ラクダの骨の工芸品なんかが売られています。

 

ここのタイルの大ファンの私は、タイル柄のスカーフを買いました。

 

 

 

何時間いても飽き足りることはないくらいでしたが、念願の場所に来れて本ッ当に幸せでした😭💕

 

 

 

イラン、最高です‼️