トルコの「子供の日」2021 | 女郎蜘蛛のトルコ駐在生活@イスタンブル

4月23日は、トルコは「国民主権と子供の日」でした。

 

 

 

この日は例年、トルコ全土で建国の父アタテュルクに敬意を表し、学校で祝典が行われたり、子供たちのためのイベントが行われたりします。

 

 

祝日の歴史的経緯については2年前に書いてますので、こちらをどうぞ。

 

 

 

うちの子供たちは保育園に通い始めているのですが、さっそく保育園から

 

「23日は祝日で保育園はお休みになるので、22日に園でお祝いをします。

 当日は赤と白の色の服か、好きなコスチューム(できれば民族衣装)で登園させてください」

 

という連絡📱がきました。

 

と白はトルコ国旗🇹🇷の色。

国家的な記念日には、赤と白の服で全身で愛国心を表現して(?)祝典に行きます。

 

 

 

民族衣装👳でもっていうのは、外国人の子も多く通う園なので、こんな感じ↓を期待したのでしょうか…

 

 

 

よしよし、うち子供用のインド🇮🇳とトルクメニスタン🇹🇲の民族衣装あるわ👍

 

…って!それじゃないか、求められてるのニヤニヤ💦

 

しかし…子供用の着物👘か浴衣…なんて無い滝汗🇯🇵

 

となると、赤い服セータースカート歩く国旗になるしかないんですが、それも持ってなく。

 

前日に買いに走りました〜〜👛

 

 

ショッピングモールも、この日に向けて、入り口や吹き抜けには大きな国旗🇹🇷

 

他の青いのはラマダーンをイメージしたすだれです

 

 

各テナントにも国旗と、国旗色の装飾がされてます。

 

 

 

そして、服屋のショーウィンドーは、赤白の服のマネキンが展示されて

 

 

 

店内にも、赤白服のコーナーができてます。

 

 

 

ただ赤というだけでなく、建国の父アタテュルクの顔やらサインやらシルエットやらをあしらったものも多いです。

 

上はスパンコール、下のはホログラムで絵が変わるという気合の入れよう…

 

 

大人用のアタテュルクTシャツコーナーも特設。

 

 

 

ちなみにこういう服をつね日頃から着ている熱狂的なアタテュルク信奉者(=ケマリスト)もいます。

オットの親戚にも、上から下までこんな服装の一家が😅

 

 

とはいえ、うちの子にこんなん買って行ったら、「こんなオジサンの顔の服イヤだぁ〜!」

とか泣かれて、アタテュルク侮辱罪(実在)に抵触したらいけません😅から、

 

 

娘には国旗カラーでハート(アタテュルクの署名つき🖋)のTシャツ、息子には好んで着てくれそうな、トランスフォーマーの真っ赤なトレーナーを買いました。

 

 

 

地下鉄に乗ったら、駅構内も、電車内もアタテュルク&国旗の描かれた旗で飾られていた…けど、子供の誕生日会の飾りチックでちょい微笑ましいニヤリ

 

 

 

で、当日は、園庭で集まって、アタテュルクの旗を手に、子供の日の歌や建国記念関係の歌を歌ったりしてお祝いしたようです。

 

​​​​​​

頭にかぶった紙の帽子は、アタテュルクの象徴である毛皮のトルコ帽を模してます

 

 

こんな曲を歌います。「今日は4月23日」

 

 

 

これもこれ系の祝日に定番の「建国10周年マーチ」。選挙とかでも流れます。私この曲けっこう好きウインク

 

 

 

国旗🇹🇷柄の風船🎈をもらって帰ってきました。

 

 

 

で、4月23日(祝)当日ですが…

 

祝日ということで、週末と同様に全員が朝から晩まで外出禁止‼️ゲローゲローゲロー

 

 

子供の日なのに…ぜんぜん子供が楽しめないっていう…えーん

 

65歳以上の高齢者👵👴と20歳以下👦👧だけが何ヶ月も外出規制をされてるんだから、今日くらい20歳以上65歳以下が外出禁止にしても良かったじゃん。

 

ロックダウン中でも母の日やバレンタインデーは特別に花屋花束を開けるという措置が取られたことがあったので、子供の日は、子供は外出できて公園やオモチャ屋さんは開いてるとか、そういう粋な対応✨があるかもなんて期待してた…けどなかったです笑い泣き

 

こんな日々、いつまで続くんでしょうか、ATA'm!