ブルサ①〜部屋にハマムのあるホテル〜 | 女郎蜘蛛のトルコ生活@イスタンブル

先月、車でブルサに行ってきました。

 

 

 

ブルサ、私は以前からとっても好き💕な街です。

 

留学時代のホスト母の妹が住んでいたので何度も遊びに行き、私がトルコでイスタンブルの次に親しみを持っている街

 

歴史が香り、規模がちょうどよく、落ち着いた街の雰囲気がいいんです。

 

 

 

イスタンブルからは、2016年にできたオスマン・ガーズィー橋のおかげで、車で2時間🚗で行けるようになりました。---部分が橋

 

それまでは、船でヤロワまで行ってバスに乗り換えたり、ちょっと面倒でした。

 

この橋の施工は日本企業IHIが請け負ってましたが、建設中に吊っていた足場が落下する事故があり(負傷者なし)、IHIの現場責任者だった方が責任感から自死されるという事件もありました😢原因は部品の欠陥だったとか。(それってIHIのせいじゃないんじゃ…😠

 

 

ブルサはとーーーーーーーーっても歴史が深い街。

 

紀元前5000年頃から集落があったとか。

 

ホメロスはこの地をミシアMysiaとして言及しましたが、のちにキウスと呼ばれ、さらにアケメネス朝から独立したビュテニアのプルシアス1世にちなんでプルッサという都市になり、これがブルサの語源になりました。

 

オスマン帝国が誕生して間もない1335年から、エディルネに遷都されるまでの1363年の間、オスマン帝国の首都でした。

 

 

 

シルクロードのユーラシア最西端の地であり、シルク生産の中心地として長く栄えた歴史もあります。

 

 

 

 

 

近郊にはセレブも集うスキー場⛷のあるウル・ダーという山もあり、そこからの雪解け水は全国にミネラルウォーターとして売られています。

 

 

私が味が好きなブランドdamlaもウルダーの水

 

 

海辺の保養地🏖ムダンヤ、温泉♨️の出るチェキルゲなどもあって、海あり山ありなところ。

 

 

 

そんなブルサで泊まったのは、城壁の上に建つKitap Eviというホテルです。

 

共和国への移り変わりの時代の屋敷として建てられたものが、本屋や文化センターとして使われ、2009年にホテルになったそう。

 

中央の赤い建物がホテルです

 

 

決め手は、立地とハマム付きの部屋があったこと!!

 

ベッドルームより広いくらいのバスルームに、本格的なハマムが作られていて、子供たちも大喜び!

 

 

 

 

中庭で朝ごはんを食べるのですが、カフェ・レストランとしても営業してるので、地元ブルサっ子にデートや女子会の場として人気みたいでした。

 

 

 

そんなブルサの旅行記、しばしお付き合い下さいませ。