6月23日は沖縄県民にとって特別な日,「慰霊の日」でした。毎年,県内各地では沖縄戦の戦没者に対して黙祷が捧げられます。

 

今回は「黙祷を捧げる」という表現を取り上げます。

 

『ジーニアス和英辞典』で調べてみると,offer a silent prayer for と言うようです。例文には,“Let us offer a silent prayer for atomic bomb victims.” とありました。

 

prayer が -er となっていることに疑問を持ったため Online Etymology Dictionary で調べてみました。古フランス語の prier 「祈り,請願,要求」から来ている語のようなので,その er がそのまま残ったと考えられます。

 

沖縄戦で亡くなられたすべての方々に,心よりご冥福をお祈りするとともに,過去を知り,伝えることを続けていかなければならないと感じました。(Maru)

 

https://a30.hatenablog.com/entry/20160726/1469486804