先週土曜日に、神奈川大学にて日本英語教育史学会の全国大会に参加しました。その日は出来 成訓先生の業績をめぐるシンポジウムがありました。
パネリストのお話を聞き,自分が日本の英語教育に関して全くの無知であるということを実感したと同時にどんな教授が在籍しているかが大学をみる上での真の価値観になるべきだと感じました。
学会の終了後,三号館内で行われていた同大学の歴史に関する常設展示会に行ったのですが、展示品の英語のキャプションに気になる単語を見つけたので紹介します。それがepitomize /ɪpíṭəmὰɪz/ です。
“Simple and Study, “Forward-thinking,” and “Balanced and Steady.” “Simple and Study” epitomizes a respect for tradition and classics, a regard for common sense, and unwavering sense of justice.”
『ジーニアス英和辞典』(第五版)を引いてみますと「〜を縮図的に表す、〜の典型である」とありました。
併せて、New Oxford American Dictionaryをチェックしてみますと、”be a perfect example of”や、 “give a summary of”と出ていました。
語源はOED(online)で改めて確認してみると、”1590s, shorten condense, abridge, from epitomic+ize. Meaning typify, embody is from 1620s”とありました。
中世、近世代からきている単語であるということは、騎士道などといった概念が連想されますね。(Wren)
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