当たり前といえば,当たり前ですが,新学期がはじまりバタバタの毎日です。そんななか今日の「神奈川新聞」の広告にはあの方の写真が...。
これは『神奈川大学物語』という本の広告です。イントネーションとポーズの置き方では「神奈川にある大学の物語」とも解釈できる書名ですが,もちろん神奈川大学の歴史を綴ったものです。
本書の新聞広告の右端の写真を拡大してみますと;
なんとこれはまごうことなく,ありし日の岩崎民平氏です(同氏の『岩崎民平文集 : 英語ひとすじの生涯』研究社, 1985にも同じ写真があります)。
岩崎氏についてはかつて拙稿をまとめ,「常時英心 1.0」でも少しばかり紹介しています。確か外語大を退官されたあと,こわれて南山大学,そして神奈川大学でも教鞭を執っておられましたから,そのときのものです。
https://core.ac.uk/download/pdf/71798388.pdf
あこがれのrole model(のお写真に)ばったりと出会い,山口出身の詩人 中原中也の詩の一節が頭のなかでバックグラウンドミュージックのごとく響きました。
ああ おまえはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云う
がんばらねば。
https://a30.hatenablog.com/entry/20111114/1321261430
https://a30.hatenablog.com/entry/20120401/1333280376
https://a30.hatenablog.com/entry/20160914/1473803925
http://www.ronsetsu.co.jp/english/english50-41.html