◆猫組長『反逆せよ。愛国者たち』を読み解く


サブタイトル
→「暴力社会からの伝言」


★要旨


・日本列島にとって喫緊の問題は、台湾だ。


・地政学というフィルターを通過すると
台湾・日本は「一衣帯水」の関係で、
中国が台湾に侵攻するということは、日本侵攻と同じ意味になる。


・日経新聞こそ、安い労働力を求めてやまない経団連の御用新聞だ。


・イギリスのレポートや、
先進国の移民規制が示した「移民政策の基本」は、
富裕層以外は定住させないということだ。


・歴史は、1つの事実を私たちに伝えている。
戦時体制においては、
政治と暴力は連合しなければならないということだ。


・すでに西側は、
中国による台湾侵攻が実行されることを前提に
準備を進めている。


・冷戦構造下で、東西冷戦の最前線はドイツだった。
ロシアによるウクライナ侵攻においては、
ポーランドが最前線となっている。


・台湾侵攻が実行された時のフロントラインは、「日本」だ。


・日本で見落とされがちなのが「地下経済」だ。


・ウクライナ戦争後、
食糧・資源・エネルギーなど戦略物資の売買では、
黒いビジネスマン、ロシアン・マフィアなどが中心になり、
第三国経由で物資供給のルートを開拓した。


・戦時経済においては、
国家が触れることができない「汚い仕事」が必要になる。
国家が行うことができないということで、
地下経済人たちが活躍することになる。


・「地下経済」というフィルターを抜きに
戦時経済を理解することはできない。


★コメント
やはり、政治経済には、表と裏がある。
裏も理解できる人間を目指したい。