◆渡瀬裕哉さん新刊『トランプの専制を加速させよ。テクノリバタリアニズムとアンチ・チャイナ』に注目します。

共著、
フレッド・フライツ

スティーブ・イェイツ

2026年1月、発売予定。



★ポイント

本の概要
→トランプの政策を立案するシンクタンクの2巨頭が、
米国のテクノリバタリアニズム(規制なき世界という思想)
と中国への怒りを語る。


★フレッド・フライツ、略歴。

ワシントン・グローバル戦略グループ(WGSG)共同代表
兼アメリカ第一政策研究所(AFPI)アメリカ安全保障センター副所長。


2018年にドナルド・トランプ大統領副補佐官兼国家安全保障会議首席補佐官を務めた。
CIA、DIA、国務省、下院情報委員会スタッフとして25年間、
米国の国家安全保障に携わる。
共編著に
An America First Approach to U.S. National Security(仮訳『米国第一主義によるアメリカの安全保障』)


★スティーブ・イェイツ(Steve Yates

元チェイニー副大統領補佐官。
「ヘリテージ財団」上級研究員。

★渡瀬裕哉さん、略歴。


日系・外資系ファンド30社以上にトランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供する国際情勢アナリスト。

ワシントンDCで実施される完全非公開・招待制の全米共和党保守派のミーティングである水曜会出席者、
テキサス州ダラスで行われた数万人規模の保守派集会FREEPACへの日本人唯一の来賓者。

主な著書に
『なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか』
『メディアが絶対に知らない2020年の米国と日本』

『トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体』
『日本人の知らないトランプ再選のシナリオ』
など。


 

 


 

 



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◆佐々木れなさん新刊『自滅する米中』に注目します。


★ポイント

・有事は台湾だけではない。
米中対立、台湾有事、新世界秩序、そして日本に迫る危機。


・大国が自滅の道をたどるなかで、東アジア太平洋のカギを握るのは日本だ!


・日本の防衛産業界から国際政治学の名門、
ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院(SAIS)へ。


・日米中台を知る気鋭の国際政治学者が描き出す、
これからの日本の航海図。


★目次


はじめに
・中国のある軍人が言ったこと
・日本にまで押し寄せる国際的な緊張の波
・米中対立のなかで日本は?

第1章 迫り来る台湾危機
・台湾は究極の火種
・なぜ台湾はそれほど敏感な問題なのか?
・差し迫った兆候
・これは演習なのか、本番なのか
・中国の拒絶反応
・相互不信
・頑固な台湾独立分子の仲間とみなされる頼清徳
・台湾が中国を「域外敵対勢力」に認定
・台湾の不安定な国際的地位
・中国から見た台湾
・米国から見た台湾
・日本から見た台湾
・米中の相互不信は克服できるか?
・台湾の危機管理を国際関係論から読み解く
・リアリズム的アプローチ
・リベラリズム的アプローチ
・コンストラクティビズム的アプローチ
・ますます重要になる日本の役割

第2章 米中紛争につながる火種
・習近平の頭のなか
・台湾掌握のために中国がとりうる戦略
・どのシナリオが現実的か
・平和的統一――戦わずして勝つ
・グレーゾーン活動――抑止されない領域
・封鎖――経済と心理を同時に締め上げる作戦
・全面侵攻――最後の手段
・全面侵攻、その時、日米は?
・中国側の台湾シナリオ
・北京の見立て――最も強硬な見積もり
・上海の見立て――条件付きの線引き
・厦門の見立て――介入を前提としつつ衝突回避を強調
・変幻自在な中国の台湾統一戦略
・中国の真意はどこに?
・経済成長の限界と民間消費の停滞
・労使関係の硬直化
・軍の腐敗
・一人っ子政策
・習近平の後継者問題
・「火種」から「有事」へ

第3章 混乱する世界
・台湾統一が国際関係にもたらす地殻変動
・地域安全保障の構造変化――軍拡と不振の連鎖、沖縄の危機
・台湾の国内構造の変質――民主制度の解体と統制の強化
・世界の地政学・経済構造の再編――対岸の火事では済まされない
・中国の内政と政治安定――次なる敵はどこにいる?
・中国で進む「一国二制度」の研究
・厦門は台湾の「一国二制度」をどう考えているか?
・日本の「台湾統一後」に向けた準備不足

第4章 日米同盟の限界
・日米同盟とは何か?
・日米同盟がたどってきた道のり
・中国の台湾統一シナリオに振り回される日米同盟
・米国が世界の警察官をやめる日
・ほくそ笑む中国
・米国の同盟システムは限界なのか?
・米国の国力は衰えているのか?
・中国やロシアは米国に対抗できるか?
・自滅する米国
・トランプ第二次政権の衝撃
・日米同盟の未来は日本が決める

第5章 日本が未来を決定する
・「衰退国家」という思い込み
・日本経済の適応力
・日本社会の安定と豊かさ
・日本版「中華思想」
・日本の地政学的な存在感
・第一の道「同盟フル活用」――米国とともに中国に対峙
・第二の道「自力強化」――日本は日本が守る
・第三の道「内向きモード」――嵐が過ぎるまで耐える
・第四の道「バランス外交」――米中の狭間で賢く立ち回る
・第五の道「対中シフト」――中国への宥和政策
・日本が歩むべき真の道
・日本のやるべきことは自明
・外交:積極外交と秩序形成プレイヤーへの脱皮
・情報:独立したインテリジェンス能力の確立
・軍事:南西シフトと独自の強みの深化
・経済:戦略的不可欠性の強化と自由貿易圏の拡大
・米中の自滅と日本

おわりに


 

 


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◆伊勢雅臣さん新刊『世界史に刻んだ明治日本の奇跡』に注目します。


★ポイント


・勇気と覚悟を失った日本が、
ふたたび大きな飛躍を遂げる国になるためのヒントは明治時代にあった!


・開国から60余年で国際連盟の常任理事国にまで上りつめた日本の姿は、
アジア、アフリカの大半が西洋の植民地支配と人種差別に苦しむ時代において、世界の奇跡とまで言われた。


・有色人種で唯一の指導的大国という日本の偉業が可能になったのは、
江戸時代までの学問研究を基盤に、
明治天皇が発布した五箇条の御誓文にある「万民保全」という国家目標を掲げ、
近代的統一国家の建設のために近代産業を育成、
一流の軍事力を確立、そして国民皆学の学制の整備など、
国家の総力をあげて実行したからである。


・本書は、読者85000人のメールマガジン「国際派日本人養成講座」編集長が、
幕末から明治にかけての先人の業績と、その苦闘の姿を紹介する歴史物語。


・日本の誇らしき歴史を学ぶことによって、

現代を生きる私たちのさまざまな課題を解決するためのヒントが見えてくる希望の書。




 

 



 

 




 

 




◆伊藤理恵『12週間で天才脳を養う方法』を読む

★正式タイトル
→SHARP BRAIN 
何歳になっても、より良い脳を作るために

グプタ、著
伊藤理恵、訳


★要旨


・「記憶」は記憶ファイルの書類棚ではない。


・ジグソーパズルを組み立てるように記憶を思い起こす。


・記憶の構築とは、格子状の神経ネットワークから、
さまざまな「記憶のスナップショット」ともいうべき印象を取り出し、
再構成することである。


・「新しい経験」と「繰り返し」が重要なり。


・新しい経験や学習は新しい樹状突起を形成する一方、
繰り返しの行動や学習は既存の樹状突起を定着させる。
もちろん、いずれも重要である。


・私たちの体は、
睡眠中に短期記憶を長期記憶に統合・移行させている。
私たちが人生の多くの時間を睡眠に費やすのも、このためだろう。


・短時間の運動で、より優れた大きい脳を作る。


・運動によって、歴史や複雑な数式、飛行機の操縦法などの知識が直接、
脳に取り込まれるわけではない。
しかし、運動によって脳が活性化し、思考速度や集中力が高まる。


・体を鍛えることで脳を鍛える。


★コメント
とにかく毎日、体を動かすことが大事である。


 

 



 

 




◆北野幸伯さんの『世界の未来を予測する技術』を再び読み解く


★要旨


・現在の世界情勢の軸は、「アメリカと中国の覇権争い」なり。


・そして、ロシアは中国の事実上の同盟国。
まさに、「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼそうとしている」のが現状といえる。
私には、2007年時点で、こうした流れが見えていた。


・もう一つ注目したいのが、「主役とライバルは、仲間をつくる」ということです。
もちろん、「仲間がたくさんいた方が、勝利しやすい」からでしょう。


・アメリカも中国も、「仲間づくり」に励んでいるのです。


・世界の対立構造をわかりやすく見てみましょう。
これは、「ウクライナ戦争」「イスラエルvsイラン戦争」を見ればわかります。


・ウクライナ戦争で、ロシアに武器支援を行っているのは、イランと北朝鮮です。


・中国は、ロシア産原油、天然ガスを大量に輸入することで、経済的にロシアを支えています。


・中東を見ると、ロシアを支援しているイランは、アメリカが支援するイスラエルと戦っています。
そのイランの手下が、ガザ地区のハマス、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派などです。


・ロシアは、中国に経済依存するようになったのです。
具体的に何が起こっているかというと、 ロシアは、原油、天然ガスを中国に輸出している。


・そして、ロシアは、「人民元」を受け取っている。
つまり、中ロ関係において、「ドル基軸通貨体制」は、完全に破壊されたことになります。
そして、ロシアは、「人民元圏」に組み込まれてしまったのです。


・「世界情勢の現在と未来を左右するテーマ」を知っていれば、
新聞やネットで情報を見かけた時、注目することができるでしょう。


・「基軸通貨」の情報、これまではスルーしていたかもしれません。


・基軸通貨情報に注目しよう。


★コメント
北野さんのメソッドを活用すれば、
大組織に属していなくても、
最高レベルの情報分析ができることを知った。
今日から実践しよう!


 

 

 

 



◆大西康之『修羅場の王。倒産弁護士・142日の記録』を読む


サブタイトル
→企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録


★要旨


・今から15年前、日本航空(JAL)は倒産した。
負債総額は事業会社として戦後最大の2兆3200億円。


・だが、わずか2年8ヶ月後には過去最速で再上場を果たす。


・「稲盛和夫という名経営者による奇跡」として語られるこの再生劇だが、
その背後には、倒産・再建プロフェッショナルたちの知られざる戦いがあった。
その主役こそが日本を代表する倒産弁護士・瀬戸英雄である。


・企業取材の現場に身を置いて30年以上の月日が流れたが、
平時の取材対象は、滞りなく事業活動を行う健常な企業である。


・M&Aや業績の変動、経営陣の交代といった出来事は日常茶飯事だが、その日常の中に、ごく稀に訪れる特異点がある。
それが「大型倒産」の局面だ。

 
・バブル崩壊後の90年代、金融機関などの大型倒産が相次いだ際、
私はその「修羅場」の凄まじさを目の当たりにした。


・いったん倒産という話が持ち上がると、
それまで円滑に回っていた企業の営みや関係性は、凄まじい勢いで逆回転を始める。


・皆が生きていかねばならない以上、その行動は理解できるものの、
その結果として企業を取り巻く環境は、欲望剥き出しの「修羅場」と化すのである。

 
・こうした混沌とした局面で、
会社更生法や破産法といった法的整理が開始されると、裁判所から選任される「管財人」という特異な存在が出現する。


・この管財人こそ「修羅場の王」に他ならない。


・管財人は多くの場合、弁護士から選任される。
倒産実務を専門に扱う弁護士は「倒産弁護士」と呼ばれるが、
そこで長らくキャリアを重ね抜群の実績をもつのが、拙著の主人公・瀬戸英雄である。


・彼は、商工ローン大手のSFCG(旧商工ファンド)の破産管財人や、
大手スーパーのマイカル(旧ニチイ)、マンションデベロッパーのヒューザーなど、
数々の大型倒産案件をさばいてきた日本を代表する倒産弁護士だ。

 
・2010年、瀬戸は経営危機に陥っていた日本航空(JAL)の法的整理を断行し、
負債総額2兆3000億円超という事業会社として戦後最大の倒産事案の管財人となる。
巨大な修羅場に王として乗り込んだのである。


★コメント
凄まじい世界だ。


 

 


 

 




◆伊藤隆『佐々淳行。テロと戦った男』を読む



★サブタイトル
→戦後80年。日本の危機管理はどう形成されたか。



★要旨


・佐々淳行は、昭和39年、
警察庁警備局・警部第一課付に任命された。
香港総領事館・領事として派遣されるため、
外務省研修所で研修を受ける待機であった。


・昭和40年2月、香港に到着。


・前任者の住居を引き継ぎ、
領事としての仕事が始まるや、
以後もつづく各国情報領事昼食会に出席した。


・当時の香港は、アジア情報戦の中心地であった。
欧米の情報関係者(CIAやMI6など)との情報交換、
大陸からの帰国者などによってもたらされる情報を収集し、
本国に報告した。


・佐々を悩ませた任務の一つが、
便宜供与事務であった。
香港を経由する政治家・役人などの空港送迎、
観光・買物・食事のアテンド、
政庁公式訪問の案内通訳、
政治経済情勢のブリーフィングなども彼の仕事となった。


・香港で、広く人間関係を築いた。


・佐々は、当時をこう振り返っている。

「香港の領事として、
日本から慣れない海外出張でやってくる関係者の面倒を
一生懸命に見た。
彼らの名刺が、3年間で3000枚、たまった。
人を大事にすれば、それは自分に戻ってくる」


「香港から日本に帰国したときには、
300人ほど出迎えてくれた。
野党議員もいた。
のちに、防衛庁の政府委員として、
国会答弁に立ったときには、
厳しい質問が来ることは無かった」


・昭和41年になると、香港では
災害や暴動などが相次いで発生した。
香港は本来、
治安良好で政情も安定しているはずだった。


・九龍暴動、外出禁止令、
国境地帯での英中銃撃戦、
ベトナム戦争と文化大革命の影響を受けた紅衛兵デモ、
英国の香港統治を根底からゆるがす、
危急存亡の政情不安が次々と起こった。


・1967年の香港は、
「さながら危機の見本市展示場の観を呈した」
と佐々は、書いている。


・香港暴動のとき、
佐々は、この騒動のもとでの邦人保護、
万一の場合の脱出体制に力を入れた。


・また状況を視察し、
イギリス側のデモに対する作戦を観察している。
香港での日々は、佐々にとって、
「危機管理の実践の場」となったのであった。


★コメント
波乱万丈の佐々さんの人生から、
学び取れることは多い。


 

 


◆中川コージ『インドビジネスのオモテとウラ』に注目します。

★副題
→ 14億人市場の「世界でいちばん面倒くさい国」


★ポイント


・もう間もなく日本のGDPを抜き去る勢いの、
世界随一の成長市場、インド。


・この14億人市場の巨大な需要による引力に、
多くの日本企業が惹きつけられています。


・「インドビジネスチャンスの波に遅れてしまってはマズイ。
とりあえずざっくりとインドのことを知りたい」
本書はそうした方々に贈る、「ビジネスパーソンのためのインド」を丸裸にした入門書です。


・インドが秘める無比の可能性、
そして同時にビジネス上の「インド・リスク」を多方面から無数に紹介。


・高い失業率や未整備なインフラなどの経済リスク、
カースト制度を筆頭とする文化リスク、
モディ独裁などの権力構造リスクなど、挙げればキリがありません。


・しかしリスクを掻い潜って商機を掴めれば、

14億人市場は「マサラ地獄」は「インクレディブル・インディア」となるでしょう。



 

 



 

 



 

 




 

 



 

 




◆川戸貴史『商人の戦国時代』を読み解く


★要旨


・中世の日本において、
瀬戸内海海運が経済的に非常に重要であった。


・中世の瀬戸内海は、
海運の要衝として栄える一方、海賊による略奪行為が横行した。
彼らは金銭で手懐けておけば、水先案内人の役割を担った。


・瀬戸内海には、
各地でそれぞれ拠点とするいくつかの海賊集団が盤踞ばんきょしていたが、
それぞれには縄張りがあったようで、
金銭で手懐けておけば賊船からの襲撃を免れることができるようになっていた。

 
・また島が多く潮も速い蒲刈周辺は適切な航路を採ることが容易ではないため、
通過する船舶にとっても、
安全な航路を知る地元の海賊衆を乗船させることにメリットもあった。


・毛利家は、瀬戸内海の制海権を握っていた。


・このような海賊衆はそれぞれの地域を拠点として集団で活動していたとみられるが、
常に船舶を襲撃することだけを生業としていたわけではなく、
漁業のほかに彼ら自らも廻船に関わっていたと考えられている。


・16世紀半ばになると戦国大名の指揮下に入り、
集団として海上から軍事活動に従事する「水軍」のような存在となる海賊衆が目立つようになった。

 
・瀬戸内海におけるそのような「海の領主」といえば真っ先に思いつくのは、
「村上海賊」などと呼ばれる村上氏の一族であろう。


・因島村上氏は瀬戸内海周辺海域で影響力を拡大した大内氏の庇護下となり、
「海の領主」として大内氏の海上における軍事力を支える存在となった。


★コメント
どこの国でも、
海賊の歴史は面白い。


 

 



 

 




◆堀江宏樹『文豪。不適切にもほどがある話』を読む


★ポイント


・川端康成から
「もっともすぐれた叙情作家」と評価された宇野千代。


・大正・昭和・平成にかけ、世間が想像する奔放な「女流作家」のイメージを完全に体現して生きた文豪でした。
宇野はその長い生涯でいくつか自伝的作品を書いていますが、
とくに傑作なのが『私の文学的回想記』です。


・当時の宇野は北海道在住で、ペンネームは「藤村千代」。
失恋してヤケになり、やらかしまくった宇野をプロポーズして救ってくれた従兄で、
絵を描いていた2番目の夫・藤村忠と結婚していた。


・しかし、会社員の夫に尽くすだけでは物足りないものが彼女にはあったのでしょう。 一等当選の名誉と大金を手に入れた喜びの報告も、「札幌で自分を待っているに違いない良人」にしようとは思いつかなかったといいます。


・彼女はすでに3番目の夫となる作家・尾崎士郎と知り合っていました。
懸賞小説のコンペで二等だったのが尾崎だったのです。


・1922年、宇野は藤村を捨て、尾崎と結婚します。
そして、尾崎にひたすら尽くしまくりました。


・そして宇野は尾崎と離婚直後、
クスリに溺れながら男たちの間を渡り歩いた30歳の日々を「青春」として振り返っているのでした。


・宇野は、同業者から嫉妬されました。
そして1950年のある日、原稿用紙にペンで書かれた匿名の告発文が税務署に届いてしまったのです。
宇野と北原の豪遊生活は、税金を6割もちょろまかし、
脱税して成り立つものだった。


・税務署の立ち入り調査を受けた宇野は、はじめて知る真実に驚がくしたそうです。


・ま、「そんなワケあるかいっ」て話なのですが、科されたのは当時の額で1億円という罰金。
現在の貨幣価値に換算すると、なんと約50億から60億円程度。
それでも財産を売り払うだけで支払えてしまったのですから、すごいもんです。


・男と別れ、どん底を経験すると必ず盛り上がってくる「金運」と「生命力」、
それらに支えられた「自信」あってこその文豪・宇野千代だったのかもしれません。


★コメント
宇野千代さんのバイタリティに学びたい。