◆松本佐保『ローマ教皇とバチカン 2000年の謎』に注目します。




★ポイント


・本誌では、映画のテーマでもあるローマ・カトリックの教皇選挙「コンクラーベ」や、
聖職叙任権を巡るローマ教皇と神聖ローマ帝国皇帝の有名な対立「カノッサの屈辱」などに触れながら、
作品の背景を理解するのに役立つ、
ローマ教皇とバチカンの連綿たる歴史や制度を徹底解説。


・ベールに包まれた「謎」がまるっとわかる一冊です。


★松本佐保さん略歴

聖心女子大学卒業(歴史学)学士。
90年慶應義塾大学大学院文学研究科・修士号。

96年英国ウォーリック大学大学院・国際政治史博士号(PhD)。


イタリア政府給費留学生として、
バチカン使徒文書(機密文書)館で調査、ローマ教皇研究を行う。

名古屋市立大学大学院・人間文化研究科・教授を経て、
現在、日本大学・国際関係学部・教授。

専攻は国際政治史・比較文化論(英米日、イタリア、バチカン政治・外交・文化史)。