◆渡瀬裕哉、監修『大きな政府の社会主義を打ち破れ!』を読む。キングリッチ著


ニュート・キングリッチ著。


サブタイトル
→「アメリカの未来を救う」


★要旨


・大きな政府を掲げる社会主義者の台頭は、
アメリカにさらなる問題、
分裂、対立を生み出すだけだ。


・「大きな政府の社会主義」は機能していない、
という議論に勝たなければならない。


・コロナウイルスの大流行で
公衆衛生システムが崩壊した経験全体が、
「大きな政府の社会主義」が、
いかに人々が期待するスピードと質を提供できないかを、
端的に示している。


・国家安全保障システムは、
官僚主義的で無能にまみれ、
アフガニスタンで20年、
イラクで18年経っても勝てなかった。


・「大きな政府の社会主義者」たちは、
自分たちが悪い投資家であり、
市場は官僚よりも賢いということを
信じようとしない。


・「大きな政府の社会主義者」の驚くべき点は、
それが決して上手くいかないにも関わらず、
アメリカの知識人コミュニティの
それに対する情熱的なコミットメントが
決して揺らぐことがないことである。


・「大きな政府の社会主義者」を打ち負かすのは、
困難な仕事である。
社会主義は1960年代以降、
アメリカの左派の中で政治神学として発展し、
力をつけてきた。


・しかし、アメリカの歴史は、
終わりなき執念の歴史であった。


・原野を切り開くことは、
試行錯誤の絶え間ない学習過程であった。


・多数派を獲得するには
長期にわたる粘り強い努力が必要だ。
その粘り強い努力の間、
明るくいることが、より多くの人々を党に惹きつけ、
敗北や挫折の時期における怒りや対立を
最小限に抑える唯一の方法である、
と主張した。


・もし私たちが祖国を愛さず、
祖国を育み、強化する献身を欠くならば、
救うに値するアメリカの未来はないだろう。


★コメント
長年、社会主義と闘ってきたキングリッチの言葉には、
説得力がある。

積極的に学び取りたい。



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