◆河村たかし『減税論。「増税やむなし」のデタラメ』を読む
サブタイトル
→「増税やむなし」のデタラメ
★要旨
・元手(歳入)がないところから知恵を絞らないと、
いつまでたっても支出(歳出)のムダは、見直せない。
・増税すると、
国民はまずまず財布のひもを締める。
民間企業の活力がなくなり、愛国心も薄れていく。
増税で国民は幸福になれない。
・2010年には、
「減税日本」という地域政党も作り、
市民税の恒久減税を訴えた。
・名古屋で減税政策を成功させ、
その成功例をもとに、日本を変えていかねばならない。
・名古屋市に住む人だけでなく、
日本国民のみなさんが、
「もっと減税しろ、それで私たちの暮らしをよくしろ」
と政治家に主張することこそが、
まっとうなのだと言いたい。
・増税を前提にした政治など、大ウソもいいところだ。
・増税は、国民の預金の略奪行為なり。
・税金で国に直接お金を吸い上げるのなら、
国債のほおうがまだマシなのだ。
・皆さんが貯蓄をすれば、
銀行が国債を買っているとはいえ、
貯蓄しているのだから、みなさん個人の財産だ。
自由に引き出せて、いつでも使える。
財産として子孫に残すことができる。
・たしかに公務員の給料やムダ遣いなどの
赤字を埋めるためだけに国債を発行するのは良くない。
しかし、
設備投資のための借金をして
景気をよくしていくのは、いいことだ。
・同じ額を行政からもらうのだとしても、
仕事をやって得た対価と、
生活保護で与えられるお金では、
もらう側の誇りが違う。
・財政再建に本当に必要なのは、増税ではない。
・「歳入を増やすために日本全体の景気をよくする」
といった意味での「財政再建」を考えるなら、
それに必要なのは、
増税ではなく減税である。
・税金は、必ず余るようになっている。
・税金というのは、余ったときの弊害のほうが大きい。
皆さんが知らないところで、
国民が本当に欲しいものではない、
わけのわからない箱モノができた。
倒産する恐怖がないから、ムダなものをどんどん作れる。
・税金が余るとよくないのは、
天下り先がいくつもできたり、
裏金を作る人が出てくることだ。
★コメント
やはり、河村さんの減税論は、
時代が進むたびに輝きを放っている。
学びたい。
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