◆カズ『最強の外国語習得法』を読み解く
正式タイトル
→『ゼロから12か国語マスターした、私の最強の外国語習得法』
著者
→カズ・ランゲージズ
ユーチューバーであり、インフルエンサー。
★要旨
・私が今までに習得した言語は、以下の12か国語。
スペイン語、英語、フランス語、
アラビア語、インドネシア語、ロシア語、
ポルトガル語、ドイツ語、トルコ語、
中国語、タイ語、韓国語。
・言語によって違いはあるが、
ネイティブの人とおしゃべりする、
ライトな文章を読む、書くなどは、
不自由なくできる。
・外国語学習は、とても楽しい。
・じつは習得言語が増えるにつれ、
新しい言語の習得は、楽に、早くなる。
・普遍的な「言語習得の勘所」を
つかんだような感じになって、
新たな言語のマスターがスムーズになる。
・実践から入り、「ルール」は後から覚える。
・ある程度、フレーズが蓄積されていくと
自然と「パターン」のようなものが見えてくる。
それから文法に着手したほうが、効率的。
・「先にフレーズを蓄積して会話力の素地を作ってから、
自然に文法を学んでいく」
という感覚的な学び方を紹介したい。
・紹介する言語習得のメソッドは、
1、ネイティブの発音を真似る。
2、実践的な文法を学ぶ。
の2ステップ。
・まず、実践的なフレーズを
ネイティブの発音を真似して声に出す。
というのを積み重ねる。
・最速で学べる最強のコンビは、
「デジタル学習ツール+録音」なり。
・自分が正確に発音できる音は、
正確に聴き取れるものだ。
・つまり
「耳を鍛えること」
と
「正しく発音できるように訓練すること」
は、セット。
・「単語の集合体」であるフレーズを覚えれば、
最低限の基本的な語彙は、おのずと身に付く。
・流れのポイントは、
ネイティブの発音を真似する。
フレーズを覚える。
教材の物語や会話文を書き写す。
自分で簡単な文章を作ってみる。
→これらを反復することで、
リスニング、スピーキング、
リーディングはどんどん上達する。
・「画像検索」で語彙力を磨く。
・外国語で、外国語を学ぶ。
・その国の流行、スラングを知っておく。
・相手の母語のスラングを使うと、
たいていの人は、まず驚き、
笑い、
そして気が付いたときには、
すっかり打ち解けている。
・「大意」をつかむだけでいい。
・海外の映画、ドラマ、マンガ、エッセイ、ブログなどを
聞いたり読んだりするとき、
「完璧」を求めない。
完全に理解しようとしないほうが、早く上達できる。
・コミュニケーションとは、
互いに「大意を理解する」のを繰り返す、
ということ。
・細部にこだわるより、ぼんやり、
ざっくりとでも全体を捉える練習をしたほうが、
上達は早い。
★コメント
語学習得への新しいイメージができた。
反復したい。
