◆暇空茜『ネトゲ戦記』を読み解く
(ひまそら・あかね著)
★要旨
・この物語は、ノンフィクションである。
・ネトゲ戦記。
私はいかにして高校を中退して、
伝説のネットゲーマーとなり、
ゲームクリエイターになったか。
ベンチャー会社を立ち上げら裏切られて、
死にかけて、
7年かけて逆襲し、6億円をゲットしたか。
・小学生のころ、
IQテストで理論最高値を出した俺に、
両親はお受験を押し付けた。
・東大寺学園中学校に入学したが、
自我が芽生えて、高校で中退した。
・ウルティマオンラインというゲームにハマり、
ネトゲ廃人となった。
・ゲームの攻略本を作るのに飽きて、
ゲームが好きだし、
ゲームクリエイターになりたいということで、
セガに就職し、上京して独り立ちした。
・セガは、よくゲーム専門学校だといわれる。
それは、セガで一通り学んだあと、
辞めて他の会社に行く人が多く、
元セガは、いろんな会社にいるからだと。
・投げられた仕事は、サクっと答えが見えた。
仕事場には勉強のために
プレイしていいとゲーム機があったので、
昼休みの後2時間くらい遊んでいたら、
呼び出されて説教された。
社会とは、そういうものだと知った。
・雑誌の管理係にも立候補して、
管理しているという名目で
すべてのゲーム雑誌を読めたのは、いい暇つぶしになった。
なるほど専門学校かもしれない。
・それでもゲームのシステムを設計することや、
アイデアをまとめることは好きで、
評価もそこそこされ、仕事の基礎は学べた。
・これからはネットゲームですよ、
と企画書を書いて出したら、
部長にペラ読みされて、
これはうちの部署の担当するジャンルではない、
と目の前でゴミ箱に捨てられた。
なるほどなあ。
転職して見返すことにした。
★コメント
ドラマチックな物語である。
やはり、人の数だけ、おもしろい人生がある。
参考にしたい。
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