◆ムック『立川談志。落語の革命家』を読み解く
★要旨
・人生成り行き、風次第。
・「芸人なんて商売は、
基本的に非常識なことを考えて、語らなきゃいけない。
常識や道徳でがんじがらめになった人間の、
心の中のガス抜きをすることで、
世間が存在を許してくれている」(立川談志)
・落語には、人生のあらゆる場所で使える、
いい文句がいっぱいある。
・ユーモアは、不幸を忘れさせる。
・司馬遼太郎は、
あるところから神格化されてしまったけれど、
本来は、「話芸」の達人なり。
・司馬遼太郎の『新選組血風録』は、
朗読してCDにしてあるけれど、
そのまま高座にかけてもいいぐらい。
講談の呼吸がある。
まさに一席の読み抜きというやつ。
・師弟とは、価値観を共有できることである、
と談志は言った。
・古い歌謡曲については、
談志とまるで戦友のように語り合い、歌った。
(立川志らく)
・談志の趣向は、マニアックである。
特に映画に関しては、古すぎて、
お客にはほとんどわからない。
★コメント
いまなお語られる立川談志。
もっと研究していきたい。