◆森岡毅『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』を読む(その2)



副題→「成功を引き寄せるマーケティング入門」



★要旨



・USJは、マーケティングを重視する企業になって、

劇的に変わった。



・マーケティング思考は、

すべての仕事の成功確率をグンっと上げる。

変えたのは、1つだけ。



・USJが消費者視点の会社に変わったということが、

V字回復の最大の原動力だと思う。



・自分起点で周囲を説得して、

人を動かすことが重要なり。



・強力な「マーケティング力」さえ獲得できれば、

日本の誇る「技術力」が

再び輝きを放つと信じている。



・経営資源は、あなた次第で増えたり減ったりする。



・経営資源とは、

使う人が認識できていないと、使えない。



・6大経営資源とは、

「カネ、ヒト、モノ、情報、時間、知的財産」である。



・経営資源は、

認識することによって、増やすこともできる。



・武田信玄は「臆病者」をうまく使った。

戦国時代は勇者が尊重され、

「おくびょう者」は、軽蔑されていた。



・信玄は、言った。

「使えない人間などいない。

臆病者は、偵察部隊に使うとよい。

勇者は、敵を過小評価する。

偵察には、おくびょう者のほうが良い」



・目的の設定のポイントは、3つ。


1、実現可能性。

ギリギリ届く高さを狙う。


2、シンプルさ。


3、魅力的かどうか。

人が気持ちを入れられる、魅力的な目的設定は、

人的資源を激増させることができる。



・who、what、howがすべてうまくいくと、

ビジネスは爆発する。


誰に売るのか、何を売るのか、どうやって売るのか、

ということ。



・マーケティングが、日本を救う。



・恩返しは、できなくても、恩回しはできる。

上の世代から受けた恩を、下の世代に回すこと。



★コメント

多くの、人生とビジネスのヒントが詰まっている。

読み込みたい。