◆森岡毅『誰もが人を動かせる』を読み解く
副題→「あなたの人生を変えるリーダーシップ革命」
★要旨
・リーダーシップの強弱は「才能」よりも、
その土台となる「欲の強さ」で決まる。
→
その人がどうしても成し遂げたいことがあるか
どうかが、すべての始まり。何より大切。
・リーダーシップを身につけるのにも
シンプルな法則がある。
これはある「特定の経験」を積むことである。
・本気で練習して
「経験を継続する」ことさえできれば、
誰もがバイオリンをそれなりに弾けるようになる事実、
これが重要だ。
・バイオリンと同様に、
リーダーシップスキルも意識的な経験を求めて、
泥臭く積み重ねることで、
誰もが自分なりに発揮できるようになる。
・リーダーシップこそが、最強のスキルなり。
最強のスキルは、最高の値札がつく。
・世界に目を向ければ
年収10億円超の雇われ経営者もゴロゴロいる。
それだけ払っても、
その人を雇った方が業績は伸びると、
株主が判断しているということ。
・その値段を払わないと求めるレベルの人が
雇えないほどリーダーシップ人材は希少だということ。
売上が何千億、何兆円という大企業で
業績を上げてくれるなら、
10億円でも100億円でも安いもの。
・共同体に魅力的な目的を設定することこそが、
実は、リーダーシップの最初の大きな仕事である。
・「討ち死」も慣れれば、どうということはない。
・本気で全力を尽くしたなら、
討ち死にする気分も爽快なもの。
・あなたの「欲」「夢」を
追求する覚悟の強さそのものが、
あなたのリーダーシップの「出力」の上限値だと思ってください。
・立見信之さんは言った。
「理想の相手と付き合えるかどうかは、
100人や200人の異性に自分から
声を掛けられるか否かに掛かっている」
・「実は、慣れれば大したことない」
で、あふれているこの世界の法則を、
知らない人は多い。
・人を動かす力の根源は、「欲の強さ」なり。
・リーダーシップの潜在能力の差は、
その人が積んだ経験の質と量のさである。
それは性差に関係なく、
単純に「欲の強さ」に比例し、
経験を積むことのみで
磨かれて大きくなる力である。
・自分が望む未来を本気で欲すること、
そして、そのために本気で行動し続けること。
王道は、これしかない。
・リーダーシップは
意図的に経験を貯めることで
身についていく後天的なスキルである。
・そして、そのためには
自分の中にあるリミッターを解除して、
欲の強さを素直に開放して、
その矛先を共同体にとっての価値と合わせていくことで、
誰もがリーダーシップを発揮していくことができる。
★コメント
あらためて、リーダーとは何ぞや、
ということを知った。
実践して試したい。