◆野田俊也『ゲーム理論の裏口入門』を読み解く



副題→「ボードゲームで学ぶ戦略的思考法」



★要旨



・ゲームを実際にプレーすると

ゲーム理論の理屈がよくわかる。



・ゲーム理論の学習のために、

教育用のボードゲームの開発も盛んに行われている。



・貿易ゲームでは

国家間の交渉とその帰結としての経済格差が体験できる。



・ボードゲームのデザインや、

最適なプレイングを検討するのにも

ゲーム理論は役に立つ。



・ボードゲームで社会をハックする。



・教育のような、本来はゲームではないものに

ゲーム性を持ち込み、

楽しさ、興味、熱中度を高めようという試みは、

ゲーミングと呼ばれる。



・語学学習やプログラミング学習をゲーム化して、

楽しみながら、スキルを身に着けられるソフトは、

多数販売されている。



・ゲーム理論の知見は、

ボードゲームの分析に役立てる。



・教育に対する効果。

理論的な解析が難しいゲームでも、

プレイヤーとして体験すると、ゲームのルールと構造と、

プレイヤーの心理と行動、

ルールと帰結に対して格段に理解を深めることができる。

学校の授業や教科書で欠如しているプレイ経験の提供だ。



・世界最大のボードゲームの祭典として知られる、

「シュピール」では毎年1,000点以上の

新作ボードゲームが出展される。



・カタンの開拓者たちや、カルカソンヌなど

プレイ人数に自由度がもたらされるボードゲームは多い。



・「カタンの開拓者たち」は、

現代ボードゲームの中で最も人気な作品の一つなり。



・「カタンの開拓者たち」は、

六角形のタイルを並べてつくるカタン島に入植し、

道を引き、開拓地や都市を建設して

自分の領土を発展させ、

最初に一定の繁栄度を得たプレイヤーが勝ち、

というゲームだ。



★コメント

ゲームと教育の融合を進めたい。